【ソノノチ出演情報】「原泉アートデイズ!〜泉とともに〜」《10月イベント情報》

9月の上演では、茶工場を劇場にして、はじめて原泉に滞在したときのことが出発点となった作品を上演し、
10月はそのテーマをさらに発展させ、「滞在生活」と「滞在創作」の最中に見つけた変容についてとらえた作品を発表します。

誰かが、それまで住んでいた家をあけた。
しばらく、あいたままになっていた。
私たちが、現住所にある家をあけ、そして、集う。

家をあければ。

 

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『家をあければ』

 

私たちは、6月、7月、9月、10月と4回にわたり、原泉に滞在しました。

思い切って家を出て、かつて住人の方が住まわれていた空き家に滞在する、
その経験そのものが、わたしたちに教えてくれたことは本当に沢山あります。

今晩はカレーにしようと思いました。しかし、その日の夕食は鮭の塩焼きでした。
なぜカレーにしなかったかというと、人参が冷蔵庫になかったからです。
「人参がないと、カレーができない。」そう思い込んでいました。

原泉から帰って、私は人参の入っていないカレーを作りました。
私はこの人参を栄養と彩りの面で入れていた。むしろ入っていないカレーのほうが好きだ、ということにも気づきました。

自分たちを縛っているものや、こうだと思い込んでいるものに、気づくことがあります。
わたしたちが見つけたことを、ぜひ御覧ください。

ソノノチ 代表 中谷和代

 

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原泉にて、滞在制作・滞在稽古をして完成した、ここでしか観ることができない演劇作品。

タイトルの「家をあければ」は、その名の通りですが、
住みびらきのように私たちが、いま生活している家を「開く」ことでもあり、
私たちや観に来ている人は、普段住んでいる家を「空けて」来ているでもあり、
かつて住んでいた人がいた場所であって、そこが「空いて」いたからこそ出会えた場所であり、
木の葉のひとつひとつのように、決まった形のない生活の有様を見せながら、
変容を受容していくエピソードを上演できればと思っています。

また、上演が終わった後には、ソノノチがいなくなって「空く」なかで、
上演の痕跡を残した展示をなにか準備できればと計画しています。

 

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演出・構成:中谷和代

滞在制作メンバー:
外谷美沙子、藤原美保、芦谷康介(サファリ・P)、ひなたみかん(劇団FUKKEN)、日向花愛(スピカ)、やまもとかれん(nidone.works)、脇田友(スピカ)、渡邉裕史

日時:10月26日(土)、10月27日(日) 10:00〜16:00(下記タイムテーブルあり)
※10月28日(月)~11月10日(日)の期間は展示を計画。

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本作品は、展示型の演劇上演です。9月にプレイベントで上演したとある劇団のメンバーが、
各々の住む家を空け、この地域にやって来て、滞在制作をしています。
メンバーは「創作」と「生活」の合わさった環境で、話し合いや試行錯誤を重ねながら、
『家をあければ』という作品を創り上げてゆきます。

上演は、10時から16時まで、リアルタイムの時間進行に合わせてシーンが進んでいきます。
同じ風景は、再び訪れることはありません。お好きな時間に、お好きなだけ鑑賞いただければと思いますが、
できれば、10分以上連続して鑑賞されることをおすすめします。

<おおまかな上演スケジュール>
10:00~12:00 「朝の生活」の風景
 滞在制作最後の1日が始まりました。俳優たちは稽古に向けて準備をしています。

12:00~12:30 「昼食」の風景
 昼食を食べていると、ある人物が家を訪ねてきました。

12:30~13:30 「稽古」の風景
 作品創作は、一筋縄ではいかないような課題がいっぱいあります。

13:30~14:30 「昼の生活①」の風景
 稽古が終わって、小休憩。差し入れを頂きます。

14:30~14:50 「無言」の風景
 言葉を使わずに、言葉を当てるゲームをしてみます。

14:50~15:40 「昼の生活②」の風景
 上演期間終了後の展示を制作、設置します。

15:40~16:00 「出発」の風景
 家をあけます。最後に、軒先でメンバーの集合写真を撮ります。

<鑑賞エリア>

庭と玄関先からご覧ください。

<お願い>

・話しかけられない限りは、住人(出演者)に話しかけないでください。
・敷地内にお手洗いはありません。予めご了承ください。
・会場内での撮影は自由です。ただし、フラッシュ撮影はご遠慮ください。
・屋内での携帯電話での通話はご遠慮ください。
・差し入れ大歓迎です!!玄関のベンチに置いてください。

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「原泉アートデイズ!」での作品についてはこのアカウントで随時お知らせしていきますので、ぜひフォローしてください。

 

●観覧するには?●

まずは、イベント全体の受付にお越しください。

受付会場:
A:旧掛川市農業共同組合 原泉支所(静岡県掛川市孕石60-2) または、
B:旧田中屋(静岡県掛川市黒俣545-1)

[会場までのアクセス]
《自家用車》
JR掛川駅から20分/新東名高速道路 森掛川ICから 約15分

《バス》
掛川市営バスで、掛川駅北口にて、「泉」行き乗車 約30分
A:旧掛川市農業共同組合 原泉支所へ→「丹間」下車 徒歩2分
B:旧田中屋へ→「泉」下車 徒歩0分

 

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フェスティバル全体についてはこちら。
★原泉アートデイズ!公式サイト★

「原泉アートデイズ!」2019年の「展示&パフォーマンス」には、国内外の10アーティストが参加します。
様々なジャンルのアーティストたちが静岡県掛川市北部の原泉地区に集い、実際に滞在して作品制作をおこなっています。

<参加にあたって>
*「原泉アートデイズ!」は、様々なアーティストによる「作品展示とパフォーマンス」、作品や各種グッズを販売する「アートストア」、アーティストと触れ合い学ぶ「イベント&ワークショップ」からなる複合的な現代アートイベントの総称です。
*「原泉アートデイズ!」へ参加ご希望の方は、期間中に、まずは受付までお越しください。受付後は自由に作品の鑑賞ができます。
*期間中、観覧者の不注意による、移動中や展示会場内での事故等については、一切の責任は負いません。
*プログラムの内容は、天候等により変更となることがございます。

<Admission Fees 観覧料>
観覧料自由(投げ銭式) Tips & Donations!
新しいカタチの観覧スタイル!
観覧は何度でも。投げ銭は 1円〜受け付けています。

<参加アーティスト一覧はこちら>
https://haraizumiart.com/pg350081.html

静岡県文化プログラム

 

【公演レポート】『あるわたしたちが、ある日』(-原泉アートデイズ!-「使われなくなった茶工場で観る NIGHT THEATER」にて)

「原泉アートデイズ!」の企画に合わせて、静岡県掛川市北部の原泉地域で滞在制作したなかで生まれた作品です。

上演作品『あるわたしたちが、ある日』
この作品は、6月にはじめて原泉に滞在したときのことが出発点となりました。

私たちは、つねに、ある日、ある場所にいて、
わたしたちは、或る場所にいるときには、或る場所にはいなくて、
わたしたちの存在が、在るところあるのは、
それは偶然ではあるけれども、その偶然に出会えたことは、必然であったことだと思っています。

これは、あるわたしたちの、或るところでの、或る日のお話です。
演劇なので、フィクションです。

イベント当日は、ノイズカレーさんによるパフォーマンスや、物販コーナー、原泉のローカルフードやビールの販売もあり、スペシャルな楽しい一夜でした。
ソノノチの作品にも、地元の方に特別出演していただいたり、100名以上の方に作品をご覧いただきました。

—公演記録-
「使われなくなった茶工場で観る NIGHT THEATER」

■日時:9月7日(土)17:00〜 開場
■場所:旧原泉第2製茶工場

ソノノチは原泉で滞在しながら創作した作品『あるわたしたちが、ある日』を上演します。

〜 作品紹介〜
『あるわたしたちが、ある日』
ある日。二日目のある日。あるわたしたちが、斜面の急な山を登った日。
山頂付近に差し掛かったあたりで、大雨が降り始めました。
周囲が白い霧に包まれていく中、ふと、ある不思議な感覚がよぎったことを覚えています。まるでわたしたちがここから、誰にも知られずにいなくなる、その直前のような。
下山してからも、食事をするときも、その感覚のことばかりを考えていました。
わたしたちはきっと最初から、あの場所にあの日、行くことになっていました。

脚本・演出/ 中谷和代

出演/ 藤原美保、日向花愛(スピカ)、渡邉裕史

演出部/ 外谷美沙子、ひなたみかん(劇団FUKKEN)

テクニカル/ 脇田友(スピカ)

製作/ ソノノチ

●イベントのお知らせ記事
http://sononochi.com/haraizumiartdays_0904/
●10月の作品の上演情報はこちら
http://sononochi.com/haraizumiartdays_1027/


「初めまして」(『あるわたしたちが、ある日』ラストシーン。舞台上からのセルフィー写真より)

【ソノノチ出演情報】「原泉アートデイズ!」(「使われなくなった茶工場で観る NIGHT THEATER」)

ソノノチの原泉で滞在制作の最新情報をお知らせするTwitterアカウントを作りました!

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まずは今週末の上演に向けて、今日から原泉へ向かいます!
10月も26日-27日に原泉で上演しますが、今回上演する作品は、この9月のイベントでのみの上演です。

『あるわたしたちが、ある日』
この作品は、6月にはじめて原泉に滞在したときのことが出発点となりました。
滞在制作も初めてで、原泉を訪れるのも、もちろん初めてだったとき。
山に登っていっぱい汗かいて、足もパンパンになりながら登って、その時、山で食べた食事がどれほど美味しかったことか。
また、途中で天気が悪くなり、視界も遮られるくらいの霧と雨のなか、山を下った時の感覚は、恐ろしくて、不思議で、ある意味本当に体験して良かったことでした。

そこから、その土地の色んなところを見て回り、お話をしたり、
一緒にご飯を作って、食べて、笑って、遊んで、片付けて、
洗濯して、お風呂に入って、寝て、また起きたら、ご飯を作って、食べて、洗濯して、
出かけて、お話して、ご飯作って、食べて、休んで、出かけて、ご飯作って、食べて、
片付けて、お風呂に入って、遊んで、寝て、、

「滞在制作」であり、文字通り「滞在生活」でもあったと思っています。
外からきた私たちにとっての、原泉の生活は、創作の時間と生活の時間のゆらぎでもありました。

私たちは、つねに、ある日、ある場所にいて、
わたしたちは、或る場所にいるときには、或る場所にはいなくて、
わたしたちの存在が、在るところあるのは、
それは偶然ではあるけれども、その偶然に出会えたことは、必然であったことだと思っています。

これは、あるわたしたちの、或るところでの、或る日のお話です。
演劇なので、フィクションです。


「使われなくなった茶工場で観る NIGHT THEATER」

今週末の土曜日です!
ソノノチは原泉で滞在しながら創作した作品『あるわたしたちが、ある日』を上演します。

里山の風景の中に残された、使われなくなってしまった茶工場。
夏の終わりの夕暮れ時に、茶工場が小劇場に大変身します。
原泉のローカルフードやビールを片手に、山々に囲まれた茶工場で演劇を鑑賞しませんか?
ぜひご来場お待ちしております!

■日時:9月7日(土)17:00〜 開場
■場所:旧原泉第2製茶工場
■参加費:大人4,500円/小学生以下は1,000円(ミニカレー&ミニデリ&ワンドリンク付)

▶︎17:00〜 開場 【BAR TIME】
〜Food&Drink〜by Funny Farm
〜Entertainment〜 by HAPPY&SLAPPY

▶︎17:40〜 【OPENING ACT】原泉の食材をふんだんに使います!
『SOUND COOKING』
ゲスト:ノイズカレー氏

▶︎18:00頃〜【DINNER TIME】

▶︎19:00〜 【THEATER SHOW】演劇作品
『あるわたしたちが、ある日』
(脚本・演出/中谷和代 製作/ソノノチ)

▶︎19:45頃〜【AFTER TALK】
制作・出演者たちの滞在制作秘話や今回の作品のこと、原泉アートデイズ!2019での発表作品のことなどをお話しいただきます!

▶︎20:45頃 閉幕

〜ソノノチ 作品紹介〜
『あるわたしたちが、ある日』
ある日。二日目のある日。あるわたしたちが、斜面の急な山を登った日。
山頂付近に差し掛かったあたりで、大雨が降り始めました。
周囲が白い霧に包まれていく中、ふと、ある不思議な感覚がよぎったことを覚えています。まるでわたしたちがここから、誰にも知られずにいなくなる、その直前のような。
下山してからも、食事をするときも、その感覚のことばかりを考えていました。
わたしたちはきっと最初から、あの場所にあの日、行くことになっていました。

脚本・演出/ 中谷和代

出演/ 藤原美保、日向花愛(スピカ)、渡邉裕史

演出部/ 外谷美沙子、ひなたみかん(劇団FUKKEN)

テクニカル/ 脇田友(スピカ)

製作/ ソノノチ

原泉アートプロジェクト
http://haraizumiart.com/
Instagram
https://www.instagram.com/p/B1pkqoPgXb3/