【ソノノチ出演情報】「原泉アートデイズ!」(「使われなくなった茶工場で観る NIGHT THEATER」)

ソノノチの原泉で滞在制作の最新情報をお知らせするTwitterアカウントを作りました!

「原泉アートデイズ!」での作品についてはこのアカウントで随時お知らせしていきますので、ぜひフォローしてください。

まずは今週末の上演に向けて、今日から原泉へ向かいます!
10月も26日-27日に原泉で上演しますが、今回上演する作品は、この9月のイベントでのみの上演です。

『あるわたしたちが、ある日』
この作品は、6月にはじめて原泉に滞在したときのことが出発点となりました。
滞在制作も初めてで、原泉を訪れるのも、もちろん初めてだったとき。
山に登っていっぱい汗かいて、足もパンパンになりながら登って、その時、山で食べた食事がどれほど美味しかったことか。
また、途中で天気が悪くなり、視界も遮られるくらいの霧と雨のなか、山を下った時の感覚は、恐ろしくて、不思議で、ある意味本当に体験して良かったことでした。

そこから、その土地の色んなところを見て回り、お話をしたり、
一緒にご飯を作って、食べて、笑って、遊んで、片付けて、
洗濯して、お風呂に入って、寝て、また起きたら、ご飯を作って、食べて、洗濯して、
出かけて、お話して、ご飯作って、食べて、休んで、出かけて、ご飯作って、食べて、
片付けて、お風呂に入って、遊んで、寝て、、

「滞在制作」であり、文字通り「滞在生活」でもあったと思っています。
外からきた私たちにとっての、原泉の生活は、創作の時間と生活の時間のゆらぎでもありました。

私たちは、つねに、ある日、ある場所にいて、
わたしたちは、或る場所にいるときには、或る場所にはいなくて、
わたしたちの存在が、在るところあるのは、
それは偶然ではあるけれども、その偶然に出会えたことは、必然であったことだと思っています。

これは、あるわたしたちの、或るところでの、或る日のお話です。
演劇なので、フィクションです。


「使われなくなった茶工場で観る NIGHT THEATER」

今週末の土曜日です!
ソノノチは原泉で滞在しながら創作した作品『あるわたしたちが、ある日』を上演します。

里山の風景の中に残された、使われなくなってしまった茶工場。
夏の終わりの夕暮れ時に、茶工場が小劇場に大変身します。
原泉のローカルフードやビールを片手に、山々に囲まれた茶工場で演劇を鑑賞しませんか?
ぜひご来場お待ちしております!

■日時:9月7日(土)17:00〜 開場
■場所:旧原泉第2製茶工場
■参加費:大人4,500円/小学生以下は1,000円(ミニカレー&ミニデリ&ワンドリンク付)

▶︎17:00〜 開場 【BAR TIME】
〜Food&Drink〜by Funny Farm
〜Entertainment〜 by HAPPY&SLAPPY

▶︎17:40〜 【OPENING ACT】原泉の食材をふんだんに使います!
『SOUND COOKING』
ゲスト:ノイズカレー氏

▶︎18:00頃〜【DINNER TIME】

▶︎19:00〜 【THEATER SHOW】演劇作品
『あるわたしたちが、ある日』
(脚本・演出/中谷和代 製作/ソノノチ)

▶︎19:45頃〜【AFTER TALK】
制作・出演者たちの滞在制作秘話や今回の作品のこと、原泉アートデイズ!2019での発表作品のことなどをお話しいただきます!

▶︎20:45頃 閉幕

〜ソノノチ 作品紹介〜
『あるわたしたちが、ある日』
ある日。二日目のある日。あるわたしたちが、斜面の急な山を登った日。
山頂付近に差し掛かったあたりで、大雨が降り始めました。
周囲が白い霧に包まれていく中、ふと、ある不思議な感覚がよぎったことを覚えています。まるでわたしたちがここから、誰にも知られずにいなくなる、その直前のような。
下山してからも、食事をするときも、その感覚のことばかりを考えていました。
わたしたちはきっと最初から、あの場所にあの日、行くことになっていました。

脚本・演出/ 中谷和代

出演/ 藤原美保、日向花愛(スピカ)、渡邉裕史

演出部/ 外谷美沙子、ひなたみかん(劇団FUKKEN)

テクニカル/ 脇田友(スピカ)

製作/ ソノノチ

原泉アートプロジェクト
http://haraizumiart.com/
Instagram
https://www.instagram.com/p/B1pkqoPgXb3/

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