2024年11月23日(土)-24日(日)に、京都市の北西部にある自然豊かな京北エリアで、新作ランドスケープシアター(風景演劇)の上演を行います。京北地域は、京都市街地から車やバスで1時間ほどの位置にある里山です。京都でのランドスケープシアターは、京丹波町質美で上演した「風景によせて2021」以来、3年ぶりとなります。11月まで複数回滞在を重ねながら、クリエイションを進めているところです。
チケットやアクセスなど、最新のお知らせを更新しました(9月23日更新)
上演情報
ソノノチ新作パフォーマンス
『風景によせて2024 -かざまち-』
向こうのほうから 風が吹いてくる。
そこにずっとあったもの、立っていたもの、流れていたもの。
建っていたもの、聞こえていたもの、営まれていたもの。
それらのあいだを通るとき 見えない姿を少しだけ 感じとることができる。
わたしたちは 長いあいだ それらを待っていたような気がする。
【上演日時】
2024年 11月23日(土)ー24日(日)(全4ステージ)
各日 ①11:00/②15:45※1 開演〔小雨決行、荒天中止〕
※1…終演後、『ちっちゃい焚き火を囲む会』あり
夕暮れの時に火を囲み、上演の余韻に浸りながら、ひとりでぼんやりしてみたり、
ここに集った人と語り合ったり、ゆるやかなひとときをお過ごしください。
企画監修:ステージ4(小山田徹 and more)
【場所】
MushRoom Cafe から見る、京北・山国地域の風景
(京都市右京区京北比賀江町亀ノ甲 21)
《MushRoom Cafeへのアクセス》
[車](駐車場あり・無料)
国道162号 宇多野交差点から周山…約40分
国道477号 道の駅ウッディー京北前交差点から山国・黒田方面へ…約5分
[バス](京北合同庁舎前から会場まで送迎します)
JRバス 京都駅、阪急大宮駅、二条駅から周山行き「京北合同庁舎前」着…約1時間30分
(「京北合同庁舎前」からMushRoom Cafeまでは、約5km)
- 「京北合同庁舎前」から上演場所までの送迎プランもご用意します。
- バスでお越しの方のおすすめの乗車バスについては、こちらのページでご紹介しています。
【料金】[事前予約制、当日も可]
- 京北・山国ガイドツアー付きチケット:7,500円 おすすめ!
作品の鑑賞と合わせて、マイクロバスで京北・山国地域を地元ガイド付きでご案内します。
(貸切バスの定員になり次第、締め切り)
【①11:00の回】鑑賞の方は終演後に、【②15:45の回】鑑賞の方は、上演前の12:45に集合となります。ガイドツアー参加の集合場所は、お申し込み後にご案内します。 - 応援チケット:5,500円
作品の鑑賞+滞在制作を差し入れで応援することができるチケットです。あなたの応援が、滞在中のメンバーのからだをつくるごはんや飲み物、フルーツとなって現場に届きます。 - 一般チケット:3,500円
鑑賞チケットのみです。 - 高校生以下チケット:無料
お食事希望の場合は、料金を頂戴します。また会場受付にて年齢が確認できるものをご提示ください。
※チケットは、いずれも地元産の食材を使用した軽食付き(高校生以下チケット除く)
チケット予約
チケット予約はこちらから↓
Q & A
- バス停から会場までの移動はどのようにすれば良いですか?
-
チケット申込時に、JRバス「京北合同庁舎前」のバス停からの送迎希望の有無をお聞きします。自転車やお車でお越しの予定等、送迎不要でしたらお知らせください。
- どの時間のJRバスに乗って来ると、作品を見たりツアーに参加したりすることができますか?
-
京都駅と四条大宮駅からの乗車時間を掲載します。その他のバス停からはこちらのJRバス時刻表(高雄京北線)からご確認ください。
①11:00の回の場合
ツアー参加の有無に関わらず、8:30 京都駅発→(8:42 四条大宮駅発)→9:54 京北合同庁舎前着②15:45の回の場合
ツアー参加有:11:00 京都駅発→(11:12 四条大宮駅発)→12:24 京北合同庁舎前着
ツアー参加無:12:30 京都駅発→(12:42 四条大宮駅発)→13:54 京北合同庁舎前着詳しくは、こちらの記事もご参照ください。
【クリエイションメンバー】
構成・演出:中谷和代
音楽:北航平
出演:藤原美保、宇津木千穂、小野下未来、岸本昌也
テクニカル:脇田友
演出部:neco
衣装:たかつかな
宣伝美術:ほっかいゆrゐこ
制作部:渡邉裕史、永澤萌絵
アーカイブ:柴田惇朗
主催・製作:ソノノチ/合同会社nochi
協賛:一般社団法人パースペクティブ
助成:京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業、京都府文化力チャレンジ補助事業
協力:MushRoom Cafe、みのりファーム、一般社団法人フリンジシアターアソシエーション、KAIKA、スピカ、何色何番、劇団三毛猫座
ソノノチが近年つくりあげてきた独自の上演形態です。
言葉の定義として、「風景」は客観的に定義できず、主観的(私的)であることに加え、自然の中に街並みや人の営みが入ったものを指します。私たちは、この風景の主観性・唯一性に注目し、鑑賞者が人物(パフォーマー)だけでなく自然、そして建物などの人工物も含めた風景を、自身の関心や記憶に引きつけ、自由にフレーミングして鑑賞できるような作品を「ランドスケープシアター(風景演劇)」シリーズと呼び、2020年より発表しています。
●これまで、京北滞在制作中に出会ったまちの風景や人々との様子
ランドスケープシアター(風景演劇)の上演にあたって、メンバーは自然豊かな京北地域に滞在しながら、リサーチ・作品制作を行なっています。そんなクリエイションメンバーに向けての思いのこもった応援が、滞在中のメンバーのからだをつくるごはんや飲み物、フルーツとなって現場に届きます。
新作公演に向けて、ランドスケープシアターをより深く知っていただくためのガイダンス&ワークショップを実施します。前半のガイダンスでは、対話を重視した創作方法、役割を超えた有機的な創作現場づくりなど、ソノノチが活動や作品づくりで大切にしていることについてお伝えします。後半のワークショップでは、ソノノチでの創作を実際にからだを動かしながら体験していただきます。ご参加お持ちしております!