【終了御礼】ユニット美人×ソノノチ “ビジノチズム”『例えるなら、部屋』

ユニット美人×ソノノチ “ビジノチズム”公演、『例えるなら、部屋』が幕をとじました。
ご来場いただきありがとうございました!

ユニット美人のお二人、そしてクリエイションに参加いただいたスタッフのみなさんのおかげで、ソノノチにとっても、チャレンジに溢れた公演をすることができました!
またいつか、集結するときまで。お楽しみに!

以下、パンフレットに掲載されたテキストを、結びの言葉に代えて。


「そういえばビジノチズムって、もうやらへんのかな。」
この言葉が昨年、ふと頭をよぎりました。コロナ禍を越えて二つの団体が、依然イズムの違うままで、尊重し、共存し、共にチャレンジをすること。言うのは簡単でも、実際にやるのはすごく難しいことです。

定例会で、ビジノチズムをまたやりたいと思う、という話になったとき、「やめておこうよ」という声は上がりませんでした。むしろ、「ついに来ましたね(微笑み)」という反応が返ってきて、この人たちとソノノチをやっていて良かったと心から思いました。

社会への応答として、イズムは変化していく。だから何度も確かめあうための対話が必要です。私は何度でも言いますが、この活動を「世界平和」に対するアクションだと思ってやっています。
そして、その険しさ・困難さに全力で立ち向かえるのは、経験豊富なユニット美人の先輩方がいるからに他なりません。こんな感じで私が語りだすと、お二人が顔を見合わせたまましーんとなったり、「そんなことより、早くやろうや」と言われます。たしかにそうだ、本番近いのに全然できてへんやん!でも、それと同時に、もっと壮大な夢を語りたいという欲望が、ますます顔を出します。

これぞビジノチズム、まさに、一喜一憂の集積をぜひご覧ください。

(中谷和代)


【ビジノチズム 配信イベント】

本作品を出演者と一緒に振り返る配信イベントを行います!
9月8日(日)18:30から開催予定。続報はまた後日にお知らせします。


公演記録>

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ユニット美人×ソノノチ “ビジノチズム”『例えるなら、部屋』 
公演情報はこちら

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作・演出|ビジノチズム
出演|紙本明子(ユニット美人)、黒木陽子(ユニット美人)、中谷和代(ソノノチ)、藤原美保(ソノノチ)

日程|2024年8月9日(金) -12日(月)
場所|KAIKA

【クレジット】
舞台監督:脇田友(スピカ)
演出助手:花岡咲紀
宣伝美術:とやみさこ(とや企画)
制作:渡邉裕史(ソノノチ)、永澤萌絵(ソノノチ)

主催:ユニット美人
企画製作:ビジノチズム(ユニット美人、ソノノチ)
共催:一般社団法人フリンジシアターアソシエーション、KAIKA
協力:合同会社nochi、劇団衛星
助成:京都府文化力チャレンジ補助事業

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