【終了御礼】『風景によせて2024 -かざまち-』

ソノノチ『風景によせて2024 -かざまち-』、無事に上演を終えることができました。

雨の降る回もあった中、たくさんの方に足を運んでいただき、おかげさまで全ステージ満席で届けられましたことを、メンバー一同心から感謝しております。

タイトルの「かざまち(風待ち) 」は船が出航する際、順風を待つ様子を指します。
きっとこれから、もっと世界がよくなるように。そんな願いや希望のこもった作品になりました。

ご覧頂いた皆様、関係者スタッフの皆さま、京北地域でご縁をいただいた全ての関係者の皆様、本当にありがとうございました。

以下、パンフレットに掲載されたテキストを、結びの言葉に変えて。


今年3月からの約8ヶ月間、京北に計8回/35日間滞在してリサーチを重ね、この場所の歴史的変遷やそこに生活しておられる方の想い、営みを感じながら制作をしてきました。今回上演させていただく場所には大堰川が流れていて、土手にはいつも気持ちの良い風が吹いていました。
私はよくそこに腰掛けて、春〜夏〜秋と移り変わる景色を眺めたり、周辺にお住まいの方を訪ねてこの場所のことを沢山教えていただきました。

ソノノチがランドスケープシアター(風景演劇)をつくりはじめて、5年が経とうとしています。
風景を見るということは、そこにあるものたち(見えるもの)を通して、そこにあったものたち(見えないもの)を思い描くことでもあります。また、風や川など「流れ」のあるものは、私たちがどこから来て、どこへ行くのかという根本的な問いを突きつけてくるようです。目の前の今を見つめるとき、同時に過去や未来も見つめているような気がします。

今、あなたはどんな心地ですか。
今、あなたを満たすものは何ですか。
今、あなたは何を感じていますか。
一緒に探しに出かけましょう。

タイトルの「かざまち(風待ち) 」は船が出航する際、順風を待つ様子を指します。
きっとこれから、もっと世界がよくなるように。そんな願いや希望のこもった作品になりました。

この場所に集ってくださった皆様、協賛とコーディネートをして下さった一般社団法人パースペクティブの髙室さんはじめ地域の皆様、この日のために様々な形で協力してくださったすべての関係者の皆様に、心からの感謝を込めて。

ソノノチは次につづきます。


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撮影:脇田友
撮影:脇田友
撮影:脇田友
撮影:脇田友
撮影:脇田友
撮影:脇田友

今後の関連イベント

●『風景によせて2024 -かざまち-』報告会
上演の振り返りと交流会を行います。
交流会では、京北のお土産をはじめとしたケータリングを準備します。
京北での取り組みをシェアしながら、一緒に場を囲みましょう。
日時:12月20日(金)18:00-19:00 「報告会」/ 19:00-21:00「交流会」
会場:AKIKAN(京都市下京区岩戸山町440 江村ビル3F)
参加費:報告会…無料/交流会…2,000円

●「縁側にすわる -ガイダンス・ワークショップ-」
ランドスケープシアターやソノノチの活動をより深く知っていただくためのガイダンス&ワークショップです
京北でのランドスケープシアターの取り組みや、パフォーマーの動きを実際に体験いただけます。
ソノノチのクリエイションやランドスケープシアターに関わってみたい方もぜひ。
日時:12月10日(火)19:00-21:00
会場:KAIKA(京都市下京区岩戸山町440 江村ビル2F)
参加費:2,000円

ソノノチ『風景によせて2024 -かざまち-』 公演情報はこちら

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ソノノチ『風景によせて2024 -かざまち-』

日程|2024年11月23日(土)ー24日(日)
場所|MushRoom Cafe から見る、京北・山国地域の風景

【クリエイションメンバー】
 構成・演出:中谷和代
 音楽:北航平
 出演:藤原美保、宇津木千穂、小野下未来、岸本昌也
 テクニカル:脇田友
 演出部:neco
 衣装:たかつかな
 宣伝美術:ほっかいゆrゐこ
 制作部:渡邉裕史、永澤萌絵
 アーカイブ:柴田惇朗
 映像撮影:中谷利明
 『ちっちゃい焚き火を囲む会』企画監修:ステージ4(小山田徹 and more)

主催・製作:ソノノチ/合同会社nochi
協賛:一般社団法人パースペクティブ
助成:京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業、京都府文化力チャレンジ補助事業
協力:MushRoom Cafe、みのりファーム、一般社団法人フリンジシアターアソシエーション、KAIKA、スピカ、何色何番、劇団三毛猫座
スペシャルサンクス:株式会社ヒューマンフォーラム、高室久志、中谷政男、捩子ぴじん、廣海緑朗、フルヤマコト、ぷっちヨ、山国自治会、四元秀和

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