Sononochi
ソノノチ
旅するパフォーミング・アート グループ「ソノノチ」です。お仕事のご依頼もこのサイトから承ります。
旅するパフォーミング・アート グループ「ソノノチ」です。お仕事のご依頼もこのサイトから承ります。
今年、カンパニー立ち上げ10周年企画の一環として、カンパニーロゴをリニュアルしました。今の私たちを反映した、新しい皮膚をまとうような気持ちです。デザインは、長年ソノノチの宣伝美術を担当してくださっているデザイナーのほっかいさんにお願いしました。
私たちは2020年より制作をスタートした作品群「ランドスケープシアター」をはじめとする、上演をするフィールド(場所)に焦点を当てた作品制作を通じて、引き続き新たな地平にチャレンジしていきます。ほかにも、変化の多い時代をゆっくりと歩むこと、身体と声が持つ可能性を引き出すことなど‥‥私たちの創作にかける想いがたくさん詰まったロゴになりました。
ソノノチというカンパニー名が伝わることももちろん大切ですが、それ以上に、自然から感じる息吹やパフォーマーの呼吸など、総じて今私たちが表現にこめている「風」のようなものを受け取っていただければ嬉しいです。そして、これからも皆さんと一緒に10年、20年と歩みを進められることを祈りつつ、これまでの感謝とこれからの新鮮な気持ちをもって、大切にしていこうと思います。
これからもソノノチを宜しくお願いいたします。
京都を拠点に、パフォーミングアーツのカンパニーとして活動している「ソノノチ」のマネジメント会社として、そして今後より多彩なフィールドで活動を継続するために、2022年5月2日、合同会社nochiを立ち上げました。
(そもそもあまり広く告知できていませんでした。すみません。)
おかげさまをもちまして、合同会社nochiは今日、設立1周年を迎えました。
まずは、これまで支えてくださった皆さまに心からお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
下記、代表のコメントです。
【5月2日が特別な日になった日のこと】
去年の今日、まだまだコロナの影響が残る中、マスクをつけて法務局に行った日のことを思い出します。午前中に会社を設立したらお願いすることになるであろう税理士さんに会っていて、「では、法務局に行ってきます!」気合十分に別れたものの、それなりに人生で初めてのことですから、緊張していました。しかも行きがけに雨が降ってきて、バスも混み合ってて、幸先が悪いようにすら感じました。
法務局に来るのは、京都舞台芸術協会の登記の申請手続き以来、かなり久しぶりのことでした。スーツ姿で右往左往している人たちを横目に、登録免許税の印紙を買うための6万円を脇に握りしめて、おそるおそる書類を提出しました。昨晩何度も確認したけど、それでもミスがあったらどうしよう。何だか、準備したことを試されるテストのような心地でした。職員さんは手慣れたように書類を受け取り、「受理しました」と言いました。あまりにその瞬間はあっけなく、そのままなんとなく1階に降りてベンチに座りました。これが会社設立の瞬間でした。
そわそわしていました。スマホを落っことしそうになりながら、設立にあたってお世話になった方と、家族と、カンパニーのメンバーに、順に連絡をしました。まるで子どもが生まれましたよ、とでもいうように。たくさん「おめでとう」と言ってもらったり、「ここからはじまりだからね」と激励の言葉をもらいました。
そういえばふと、今日は何の日だろうと気になって、スマホで調べました。八十八夜、そうかお茶にちなんだ日が多いのはこのためか。郵便貯金の日、交通広告の日・・・。実はこの日を選んだのは特に理由はなく、書類の準備が整ったのがこの日で、しかもここを逃すとゴールデンウイークが終わるまで手続きができなくなるからです。もちろん誕生日とか、劇団の旗揚げ日と一緒にするとかそれこそいろいろな候補はあったのですが、それまで置いておくとこの気持ちがどこかに行ってしまいそうだったので、出せる最短の日に出すことにしました。一年の中で、自分にとって特別な日がこうして増えることは、それはそれでいいなと思えました。
そして、法務局での次の手続きはなんだろうと、会社設立の参考にしていたウェブサイトを開いた時に、「会社設立におすすめの日はいつ?」という特集が目に止まりました。なんだ、設立におすすめの日なんてあるのかと思い開くと、一番上に2022年5月2日がありました。この日は暦上では<一粒万倍日>と言って、一年に数日しかない貴重な日だったのです。一粒の種籾から一本の稲ができ、この稲から万倍もの数の米が穫れることから、この日に始めたことはやがて大きな成果を上げると考えられるそうです。何かをはじめるのにはとても縁起の良い日だったのです。
運がいいと喜ぶ反面、これはもはやこけられない・・・とも思いました(笑)。
舞台芸術で社会と関わり合っていくこととはどういうことだろう。私たちのやっていることの影響とはどんなものだろう。私たちは何ができるだろう。何がしたいだろう。考え続けた一年でした。そして、これからもこの問いはずっと続いていくでしょう。
マネジメント団体であるソノノチは今年で10周年を迎える中、nochiはまだよちよち歩きを始めたばかりの会社です。初心と感謝を忘れずに、これからも舞台芸術を通じたたくさんのチャレンジをしていきます。そして、できればご一緒に。ぜひ、皆さんの活動とも様々なかたちでコラボレーションさせてください。
今後とも、もはやこけられない合同会社nochiを宜しくお願い申し上げます。
代表 中谷和代
「作品アーカイブをどうするか①『できごとに先立つ記録』」
この3年間、舞台創作プロセスのアーカイブ(記録)ということにかなり熱心に取り組んでみて、私たちなりに気づいたり感じたりしていることがたまってきました。
そこで、今回ワークショップという形で皆さんとシェアできればと思います。
記録をとるというと、例えば「メモをとる」「写真をとる」のように、そこで起こったことを受け止めてとります。
しかし、アーカイブは実際にはこのような受動的なやり方だけではないかもしれません。
できごとに先立つ記録とはどのようなものか、ソノノチがこれまで行なってきた独自のアーカイブの紹介も交えながら、一緒に手を動かして体験してみましょう。
【テーマ】「作品アーカイブをどうするか①『できごとに先立つ記録』」
【日 時】2023年5月9日(火)19:00-21:30
【会 場】KAIKA(京都市下京区岩戸山町440番地 江村ビル2F)
【参加費】¥2,000
【お申し込み方法】
ソノノチオンラインショップにてお申し込みいただくか、
または、メールにてお申込みください。
ソノノチメール(info@sononochi.com)に、お名前・連絡先(電話番号・メールアドレス)・参加人数を明記の上、ご連絡ください。
※ソノノキンのお申込みは、開催前日の5月8日(月)までとさせていただきます。ご了承ください。
※当日の飛び入り参加は受け付けておりません。
事前にお申込みをしていただけますようお願いいたします。
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【ソノノキンとは】
京都を拠点とするパフォーミング・アート・グループの「ソノノチ」が主催するワークショップ形式で行っている稽古場。演劇を創作するなかで必要な基礎能力を培うために、月1回程度開催しています。毎回テーマに沿って持ち寄った知識や技術をみんなで共有し、能力の向上につなげます。経験や年齢を問わずどなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽にお越しください。
【お問合せ】
ソノノチ
電話:090-6206-8990(藤原)
メール:info@sononochi.com
旅するパフォーミングアート・グループ、ソノノチでは、2020年より各地の風景を舞台に繰り広げる「ランドスケープシアター」シリーズを制作しています。
これまでの制作は、出会った人・もの・こととの目には見えない沢山の縁に支えられてきました。
今回は、昨年の静岡県掛川市原泉での滞在制作を取り上げ、全51日間の作品制作プロセスのかけら達を、地元京都で巡回展示します。
普段は見ることができない、上演にいたるまでの軌跡をぜひご覧ください。
【結成10周年企画②】ソノノチ展『風景によせて えんをめぐる』-2023-
【日 程】2023年5月17日(水)- 21日(日)
【時 間】11:00〜17:00
【会 場】kumagusuku(京都市中京区壬生馬場町37-3)
[アクセス]
・阪急京都線「大宮駅」から徒歩5分
・京福電鉄「四条大宮駅」から徒歩5分
・JR、市営地下鉄「二条駅」から徒歩8分
・市営バス「みぶ操車場前」から徒歩1分
【観 覧 料】自由(ドネーション)/入場無料
《関連トーク企画》
「原泉での制作環境がアーティストにもたらすもの」
日時:5月20日(土)14:00-16:00
ゲスト:羽鳥祐子さん(原泉アートプロジェクト 代表・ディレクター)
原泉アートプロジェクト 代表・ディレクターの羽鳥祐子さんをゲストにお迎えしてのトークセッションです。
原泉という制作環境がアーティストに与えるイマジネーションとはどのようなものか。なぜソノノチはコロナ禍から5年間、この地域に通い続けるのか。
原泉との出会いがもたらした様々な変化、価値観の変容について、メンバーがお話しします。
当日でもご参加いただけますが、会場のスペースに限りがあるため、人数把握のため、事前予約にご協力いただけますと幸いです。
申込フォーム:https://forms.gle/LnDhqD5UerZMRojU8
(事前予約優先/当日空きがあれば当日参加可/定員20名)
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会場では、「原泉アートデイズ」の5周年を記念して、これまでの作品と軌跡をまとめて製作されたアニバーサリーブック「HARAIZUMI ART DAYS! 2018-2022 5th Anniversary book」の販売も行っています。
ソノノチがこれまで原泉アートデイズで上演した作品や、中谷和代のアーティストVOICEも掲載されていますので、ぜひご覧ください。
主催:ソノノチ/合同会社nochi
協力:原泉アートプロジェクト、一般社団法人フリンジシアターアソシエーション
supported by KAIKA
【お問い合わせ】
ソノノチ
電話:050-5318-7717(制作)/メール:info@sononochi.com
photo by Wakita Tomo
日本が誇る”あたらしい”オトを、をテーマに、国内初の新しい音楽を世界に発信し後世に残す活動を行う、若手プロ奏者たちによるオーケストラ「アンサンブル・フリーJAPAN」さんの第2回演奏会で、世界初演を迎える作曲家・高木日向子さんの『弦楽と歌のための新作』に中谷がテキストで参加しています。
高木さんとは、1月に茨木市クリエイトセンターで発表した新作 『双子の星』~空にむけて祈るとき~ に続いての協働です。
ご予約受付中です。ぜひお楽しみください。
アンサンブル・フリーJAPAN 第2回演奏会
日時|2023/4/14 [Fri.] 開演 19:00/開場 18:00
会場|横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール
入場料|一般 ¥3,000(当日 ¥3,500)学生 ¥2,000
指揮|浅野 亮介
* メゾソプラノ|石田 滉
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第2番 ニ長調 MWV N 2
高木 日向子:弦楽と歌のための新作(委嘱作品、世界初演)*
薮田 翔一:弦楽と歌のための新作(委嘱作品、世界初演)*
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20 弦楽合奏版(編曲委嘱:旭井 翔一、世界初演)
京都芸術センターで開催される《STUDIO OPEN DAY》vol.2にて、ワークショップを行います。
〈いま・ここ〉に、焦点をあてる
ソノノチでは、新しい形態の作品づくりに取り組み、これからも生み出していきたいと考えています。今回はコロナ禍の創作で生まれた屋外でのパフォーマンス作品「ランドスケープシアター(風景演劇)」の制作経緯や創作のうえで大切にしていることをレクチャーと体験を通じて共有します。体験では、立ったり歩いたりしながら、ニュートラルな身体づくりのためのワークに取り組む予定です。
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「『ランドスケープシアター(風景演劇)』をつくるときに考えたこと」
日時:3月26日(日)10:30∼12:00
会場:制作室6
料金:無料
定員:10名
対象:小学生以上 ※未就学児の要保護者同伴で見学のみ可
詳細・お申込:https://www.kac.or.jp/events/33214/
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《STUDIO OPEN DAY》とは
「明倫ワークショップ」をはじめとした様々なイベントを開催し、制作室を起点としながら、京都芸術センターの建物を丸ごと使って芸術を楽しむスペシャルなイベント。踊ったり、演じたり、へんてこなものや素敵なものを作ったり…普段なかなか接することのないアーティストたちと愉快な時間を過ごしてみませんか?
ソノノチは、2013年、社会人劇団から再結成したカンパニーです。最初、メンバーは中谷たった一人でした。そこからクリエイションメンバーに出会い、滞在制作に出会い、今後も継続的に活動するために会社をつくり、これまでたくさんの方のおかげで、結成からの10年間こつこつと続けてくることができました。でも、まだ、10年。創作的なチャレンジはもちろん、家族とも言えるメンバーのことを考え、やりたいこともたくさん出てきたので、今年以降の活動に向け、新たにメンバーを募集したいと思いました。それがきっかけです。
しかし、活動拠点の京都で私たちは、この数年あまりカンパニーとして認知されていないかもしれません。(本公演としては、2020年の京都芸術センターと、京丹波町質美での上演以来となります。2020年頃から本格的に全国を旅して作品をつくるようなスタイルに変化したためです。)そこで、プロセスをアーカイブする活動を通して、各地での創作を発信する機会をつくりました。
そして、展示やSNS以外にも、もっと近い距離感で私たちの想いを伝える場を今回つくろうと思います。この間私たちがどんなことを思い、どんな活動をしてきたのか、写真や文章だけでは伝え切れないところを知って、感じてもらえるように、3月はメンバー全員が集まって、縁側に皆さんをご招待します。それぞれの言葉で、自分たちのやっていることを伝えます。うまくいっていることも大変なこともありますので、できるだけありのまま伝えようと思います。
縁側にすわっていたら、どんな風が吹いてくるでしょう。もしかすると、誰かがひょっこりと入って来てくれるかもしれません。出会って、いろいろと話をしてみましょう。そして、こういうのもありだなと思ったら、なにか一緒にできそうなことを探してみましょう。まずはお気軽に、覗いてみてください。
ソノノチ 代表 中谷和代
対話を重視した創作方法、役割を超えた有機的な創作現場づくりなど、
ソノノチが活動や作品づくりで大切にしていることについてお伝えします。
<日程>
2023年3月5日(日)14:00-16:00
2023年3月8日(水)19:00-21:00
ガイダンスでお伝えすることをもとに、ソノノチの創作の一部を、実際に体験していただきます。
<日程>
2023年3月 9日(木)19:00-21:00 ソノノチの基礎トレーニング(演技)
場所:KAIKA
2023年3月11日(土)14:00-16:00 アイデアのふくらませ方(構成・演出)
場所:KAIKA
2023年3月26日(日)10:30-12:00 いま・ここに焦点をあてる(演技・演出)
場所:京都芸術センター 制作室6(STUDIO OPENDAY vol.2 内で開催/「『ランドスケープシアター(風景演劇)』をつくるときに考えたこと」というタイトルで開催します)
ガイダンスやワークショップでソノノチに興味を持ってくださった方、将来的にソノノチの活動に何かしら関わってみたいと思う方を対象にします。さらにもう一歩踏み込んで、ぜひお話させてください。
<日程>
2023年3月23日(木)〜27日(月)の間で、日時予約制
※【1】ガイダンスは、2日とも同内容となります。
※【1】ガイダンスと【2】ワークショップでは、一部内容が重複する場合があります。
※【3】を申し込まれる場合は、極力事前に【1】もしくは【2】に、ご参加ください。
フォームから:https://forms.gle/SaSgyzhjeujzrjGy8
メール:info@sononochi.com
※3月26日(日)10:30-12:00に開催するワークショップは、こちらの京都芸術センターのwebサイトからお申し込みください。
2023年5月 京都市内で展示イベント
2023年7月 京都市内にて新作上演(予定)
2023年12月 立ち上げ10周年イベント(予定)
2024年3月 滞在制作での上演(予定)
※このほかに、定例のミーティングや、基礎鍛錬のためのワークショップ「ソノノキン」などがあります。
参考資料
<ソノノチの作品がどんなものか知りたい方>
『風景によせて2021 はらいずみ もやい』映像
https://youtu.be/PtfLwdxPNpM
『風景によせて2022 たびするつゆのふね』レポート
http://landscape.sononochi.com/archives/1054
『風景によせて2021 かわのうち あわい』レポート
http://landscape.sononochi.com/archives/801
<創作過程のアーカイブの内容を知りたい方>
『風景によせて えんをめぐる』-2022- デジタルアーカイブ:http://landscape.sononochi.com/archives/746
展示映像:https://youtu.be/i5r8-25TDvI
展示映像②:https://youtu.be/feMtjgVeJ7s
<各種記事が読みたい方>
http://landscape.sononochi.com/archives/category/process
藤原美保(俳優、パフォーマー)/写真左
ソノノチは今年で10年。私はメンバーになって9年になりました。あっという間の年月がたったなぁと感じています。メンバーでそれぞれの役割を発揮しながら、お互い助け合い協力しながら、作品を作っていく、継続していく。大変なこともありますが、まだ知らない世界に飛び込んでいくことができるワクワクを感じています。
ソノノチに入る前、私が演劇を始めたのは高校生の時でした。演劇部でどんどんと演技の道にハマっていき、卒業後は声優の道を志しました。大阪の専門学校で2年、そして東京へ上京し養成所で2年、専門的に基礎から演技や声の勉強をしました。養成所を卒業する頃には、舞台にも立ち続けたいと思っていました。その後地元の京都に戻り、ソノノチに出会いました。ソノノチに入った当時と今を比べると、できるようになったことが増えました。これまで培った技術を使って、様々な学校で演劇や声のワークショップの仕事ができるようになったり、ランドスケープシアターのための身体訓練メソッドを作っていたり。その他にもたくさんあります。
自分一人ではやらなかったかもしれないなと思うことが、人と関わり合うことで経験が広がっています。
3月はみなさんとお話ししたり体験できる機会がたくさんあります。
作品のこと、演技や身体表現のこと、私たちが普段考えてることや感じていること、いろいろお話ししませんか?みなさんのこともぜひ聞かせてください。たくさんの方に出会えることを楽しみにしています!
演劇公演には中谷和代が出演、制作を渡邉裕史が担当します。
朗読公演には藤原美保が出演します。
明治末期・大正の青鞜社の時代から21世紀。 女性たちが歩んできた100年あまりの道を、3人の現代女性たちが今、たどる。
ミモザ実行委員との3年の準備期間を経て、フランス人劇作家 トリニダード・ガルシアによる、ユーモア溢れるオリジナルの書き下ろし!
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演劇公演 『ミモザウェイズ1910-2020 -わたしたちの道-』
脚本・演出 トリニダード・ガルシア
【ストーリー】
舞台は、2020年3月、新型コロナウイルスの流行で全面的ロックダウンが発表されたパリ=シャルル・ド・ゴール空港から始まります。いつ出発できるかわからないという不安な状況の中で、出発ロビーで偶然となり合わせで座った3人の女性たち。国際的な環境で育ち、ハーフと呼ばれるマリコ。若い頃に望まない妊娠をして中絶をしたことを打ち明けるデザイナーのユミ。パリの出版社で働きながら翻訳をするケイコ。コーヒーショップで人種差別的な発言を受けたケイコの哲学的な回答に二人が興味を持ち、会話が始まります。
ナレーターの良子から、1910年代の平塚らいてうが発刊した女性が作り、書き、読んでいた「青鞜」出版社の時代に、3人の高祖母が知り合いだったことが伝えられ・・・ 現代を生きる3人の女性が明治時代の最後、大正時代の1910年代、また1970年代のウーマンリブの時代にさかのぼり、過去に生きた女性たちに出会います。そしてそれぞれがどこから来て、現在の自分の立ち位置を再確認して、エンパワーメントされます。さあ、彼女たちはこれからどこに向かうのでしょうか!
<東京公演>
【日時】
2月22日(水)19:00 ★
2月23日(木・祝) 11:00☆/ 15:00
[自由席/日時指定]
★2月22日(水)19:00のステージ 終演後にトークがあります。
☆2月23日(木・祝)12:45~13:15で、トークイベントを行います。
※受付開始は開演の30分前です。
※上演時間予定 約90分
【料金】
一般:前売3,500円 / 当日4,000円
学生:前売当日とも 2,000円
障がい者手帳をお持ちの方:2,000円
【会場】
福生市民会館 つつじホール(東京都福生市福生2455 福生市民会館 1階)
【CAST】
柳田ありす
中谷和代 (ソノノチ)
黒木陽子 (劇団衛星/ユニット美人)
カルドネル ルウ
【STAFF】
顧問│レベッカ・ジェニスン、山家悠平、コザ・アリーン
脚本・演出│トリニダード・ガルシア
脚本協力│黒沢久子
監修協力│進藤久美子、石田久仁子、三木草子
通訳・演出補佐│竹中香子
ドラマトゥルグ│菅野優香
舞台監督│北方こだち
照明プラン│木内ひとみ
音響プラン│道野友希菜
衣装│川口知美
映像│福岡想
制作│渡邉裕史(ソノノチ)
制作補佐│鯨エマ《東京》
制作助手│永澤萌絵
翻訳・監修│リボアルなみの
上演台本翻訳協力│山上優、カルドネル ルウ
翻訳(英語)│Ruth Win、レベッカ・ジェニスン、ジェニファー・ティーター
宣伝美術│m9design.inc
著作権代理:(株)フランス著作権事務所
共同プロデュース|MUZ ART PRODUCE
企画製作|リボアルなみの
助成|笹川日仏財団
後援|在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、パリテ・カフェ京都、ジェンダー平等推進機構、ルネサンス・フランセーズ日本代表、シニア女性映画祭、ウィメンズ アクション ネットワーク
主催|日仏女性の人権架け橋 ミモザ実行委員会
▽お問い合わせ
電話:050-3505-2200
メール:mimoza.japan@gmail.com
web:www.woman-engeki.com
ーーー
<福岡公演>
【日時】
2月27日(月)19:00 ★
2月28日(火)14:00
[自由席/日時指定]
★2月27日(月)17:30からプレトークイベントを予定しています
※受付開始は開演の30分前です。
※上演時間予定 約90分
【料金】
一般:前売3,000円 / 当日3,500円
学生:前売当日とも 2,000円
障がい者手帳をお持ちの方:前売当日とも 2,000円
【会場】
クローバープラザ クローバーホール(福岡県春日市原町3丁目1−7 クローバープラザ1F)
【CAST】
柳田ありす
中谷和代 (ソノノチ)
黒木陽子 (劇団衛星/ユニット美人)
カルドネル ルウ
【STAFF】
顧問│レベッカ・ジェニスン、山家悠平、コザ・アリーン
脚本・演出│トリニダード・ガルシア
脚本協力│黒沢久子
監修協力│進藤久美子、石田久仁子、三木草子
通訳・演出補佐│竹中香子
ドラマトゥルグ│菅野優香
舞台監督│北方こだち
照明プラン│木内ひとみ
音響プラン│道野友希菜
衣装│川口知美
映像│福岡想
制作│渡邉裕史(ソノノチ)
制作助手│永澤萌絵
受付│髙橋知美 (キューズリンク)《福岡》
翻訳・監修│リボアルなみの
上演台本翻訳協力│山上優、カルドネル ルウ
翻訳(英語)│Ruth Win、レベッカ・ジェニスン、ジェニファー・ティーター
宣伝美術│m9design.inc
著作権代理:(株)フランス著作権事務所
共同プロデュース|MUZ ART PRODUCE
企画製作|リボアルなみの
後援|在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、パリテ・カフェ京都、ジェンダー平等推進機構、ルネサンス・フランセーズ日本代表、シニア女性映画祭、ウィメンズ アクション ネットワーク
共催|福岡県男女共同参画センター「あすばる」
主催|日仏女性の人権架け橋 ミモザ実行委員会
▽お問い合わせ
電話:050-3505-2200
メール:mimoza.japan@gmail.com
web:www.woman-engeki.com
◯ミモザウェイズ ウェブサイト(演劇公演の詳細はこちら)
https://www.woman-engeki.com/
◯ご予約はこちら
https://www.quartet-online.net/ticket/mimoza_202302?m=0vhebaa
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令和4年度高槻市男女共同参画フォーラムとして、「ミモザウェイズ わたしたちの道」と題して、朗読劇の公演を実施します。
こちらの朗読劇には、藤原美保が出演いたします。
令和4年度高槻市男女共同参画フォーラム
朗読公演『ミモザウェイズ わたしたちの道』
【日程】
2月23日(木)午後1時30分から午後3時30分(開場は午後1時から)
午後1時30分 開会
午後1時40分 第1部 朗読劇
午後2時50分 第2部 アフタートーク
【会場】
クロスパル高槻8階 イベントホール
【料金】
無料
【出演】
須川弥香
藤原美保
松島紫代
山口惠子
主催|高槻市
企画運営|令和4年度「男女共同参画フォーラム実行委員会」
◯朗読公演の詳細はこちら
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/event/76917.html
第25回音芸協コンサート『おとでつづる ふるさとからのメッセージ』
第二部で演奏される高木日向子さん作曲の新曲に、
中谷和代が、演出・テキスト提供で参加します。
昨年から、「リベラルアーツへの挑戦」プロジェクトや、ワークショップ「3D楽譜で作曲しよう!」などでご一緒させていただいた、作曲家の高木日向子さんとの素敵なご縁で、今回こちらのコンサートの第二部で上演される、高木さんの新作曲の構成と演出を担当させていただきます。
コロナや戦争をはじめ、まだまだ不安なことの尽きない世界の情勢の中、祈るように過ごす日々を、茨木の地域がもつ宗教的背景に重ね、「空にむけて祈るとき」という副題に込めています。
今回宮沢賢治さんの「双子の星」を取り上げますが、その一節にも、双子星(チュンセとポウセ)がだまされて海の底に落ちてしまって、海の底から自分たちの住まう天のお宮を恋しく思って水面を見上げるシーンが出てきます。
音楽・歌唱・朗読の織りなす幻想的な世界観をお楽しみください。
茨木市文化振興財団第280回公演/第25回音芸協コンサート
『おとでつづる ふるさとからのメッセージ』
日時:2023年01月29日 (日) 14:00開演 (13:30開場)
会場:茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール
<プログラム>
◆第1部 ロマン派へのあこがれ
ブラームス:調べのように ホルン三重奏曲第4楽章
堀江牧生:銀河鉄道の夜(新作)
シューマン:ピアノ三重奏曲
チェロ:堀江牧生
ヴァイオリン:堀江恵太
ピアノ:堀江詩葉 乾将万
ホルン:岡本海里
◆第2部 宮沢賢治作「双子の星」
~空にむけて祈るとき~委嘱新作
演奏:堀江牧生 堀江恵太 乾将万
ソプラノ:斉戸英美子
朗読:常楽寺知香
作曲:高木日向子
テキスト・演出:中谷和代
主催・お問合せ:
(公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
茨木市音楽芸術協会
後援:
茨木商工会議所 茨木市観光協会
こんにちは、2023年がやってきました。
旧年中お世話になった皆さま、本当にありがとうございます。
おかげさまで、今年でソノノチは、立ち上げ10周年を迎えることができました!
2013年にこのカンパニーを再結成し、劇場だけにとどまらず、カフェスペースやギャラリー、屋外の風景に至るまで、さまざまな場所で作品を発表してきました。特にコロナ下での滞在制作とアーカイブの取り組みは、私たちのこれまでの創作活動に大きなインパクトをもたらしたものです。
この間、本当に沢山の方が関わってくださったり、応援して下さったおかげで、ここまで続けてくることができたのだと思っています。心より感謝申し上げます。そして次の10年も、皆さんの近くで、自分たち「らしさ」を大切にしながら、かけがえのないメンバー達と共に、今私たちが考える一番大切なことを観てくださった皆さんと共有し、武器で争うのではなく、優しい気持ちで対話をするために、作品を作り続けます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
ソノノチ代表 中谷和代