ソノノチによる、主なワークショップのご案内

ソノノチは、これまで10年間に渡って、オリジナルの舞台作品を作り、発表する活動を続けてきました。
互いの違いを受け入れながら自分を表現し、
一緒にひとつのものをつくりあげるには、

①ないものをゼロから「イメージする力」
②チームで協力し、ひとつのものを「つくりあげる力」
③つくったものを、お客さんの前で「表現できる力」

の3つが重要と考えています。

創作活動を通じて培われたその能力を用いて、
いろんな方々の日常生活や社会生活にも役に立つような、
コミュニケーション能力を育むワークショップを開催しています。

<演劇ワークショップについて>
演劇創作は正解の無い課題であり、表現を見せる対象がいることを意識しながら創作しなければなりません。演劇ワークショップでは、そういった演劇創作のエッセンスを短時間に凝縮し、物事を俯瞰の視点で捉え、チームで主体的に課題に挑む経験が可能であり、多様なコミュニケーションの方法を体感することができます。

<演劇をやることで身につくもの>
・個々の考えや様々な違いを受け入れながら、みんなでひとつのものを作り上げる力(チーム力)
・考えたことを工夫して表現し、見る人に伝える力(表現力)
・登場人物を通して、他者の気持ちを思いやる力(他者理解力)

<私たちの目指すもの>
人と人のコミュニケーションにとって重要なものが演劇には含まれています。
私たちのワークショップでは、人と協力、恊働し、何か1つの「モノ」を作る楽しさや難しさを感じることで、他者への意識を含めた表現力とコミュニケーション力の向上を目的としています。
良好なコミュニケーションを図るためには、思いや考えを表現するための語彙を豊かにし、表現力を身に付けることが重要であり、自分の思いや考えをもちつつ、それを相手に伝えるとともに、相手の思いや考えを理解することも大切です。コミュニケーションすることは、人が人との間で生きて行くために重要な、他者の存在、違いや多様性を認めていくきっかけにもなります。
この取り組みを通じて、想像力や表現力を身に付け、さらに恊働する楽しさを感じて欲しいと思っています。また、この活動を通じて,「生活する力」「自立する力」を一層養えるのではないかと期待しています。

<こんなことに使えます(学校での活用例)>
・チーム(学級)づくり
・表現を楽しむ
・授業などで学んだことを劇でアウトプットする
・ほかの行事と組み合わせる(例:参観日、学芸会、入学式、学習発表会など)
・学校の魅力を伝える
・クラス劇の指導方法を知りたい   等・・・

<演劇ワークショップ例>
・身体を使う演劇的なコミュニケーションゲーム
「言葉を使わずに表現する」、「身体で模倣する」、一見すると普段の会話で「演劇」とは思えない手法など、多様な表現の一端を体感します。
講師が間近で演じているところを見たり、一緒になってワークを行うことで、まずは「表現を楽しむ」ことに重点を置きながら、自分とは異なる考えや表現方法を知ったり、相手に何かを伝えるためにどうすればいいかを考えるきっかけを作ります。

・劇の創作と発表
演劇作品をつくる過程で、人と協力、恊働し、何か1つの「モノ」を作る楽しさや難しさを感じることで、他者への意識を含めた表現力とコミュニケーション力の向上を目的としています。

■具体例その1  「伝えるって難しい、を楽しむ」

ジャンル: 表現力・コミュニケーション・他者理解
所要時間: 90分〜180分
参加人数: 3人〜40人
対象年齢: 小学生1年生以上

<内容>
「こんなかんじって、どんなかんじ?」
人に自分のイメージ(こんなかんじ)を伝えることを、難しい・大変と感じたことはありませんか?伝わるだろうと思っても違う意味にとられたり、わかってもらえなかったりした経験が少なからずあると思います。
コミュニケーションはキャッチボール。ボールを相手の受け取りやすいようになげる(相手にわかりやすく伝える)練習はもちろんですが、ボールを受け取る(理解しようとする)練習も必要ではないでしょうか。
このワークショップでは、図形伝達という手法や言葉の伝達ゲームをつかって、相手には見えていない図形や言葉を、工夫して相手に伝えるトレーニングをします。どのようにすれば伝わるか/相手が伝えたいことを理解できるかを探り、その難しさを、参加者の皆さんで楽しんでみたいと思います。

■具体例その2 「チームワークの作り方」

ジャンル:コミュニケーション・他者理解・チームビルド
所要時間:90分〜180分
参加人数:3人~40人
対象年齢:小学生1年生以上

<内容>
公演の規模にもよりますが、舞台の公演をする際には、20〜30人のメンバーが集まってみんなでひとつの作品をつくります。その時、お互いが初対面同士ということも多々あります。価値観の違う者同士が、限られた時間で質の高い結果を出す(作品をつくる)ために、どのようにチームをつくればいいのでしょうか。同じ課題が、仕事のプロジェクトや学校のクラスなど、社会のほかの様々な場面でも存在しています。
こちらは、チームワークを深めるために劇団がどんな工夫をしているかを、実際に体験していただくワークショップです。まずは全員で、チームワークとはなにか、またなにが必要かを話し合います。その後伝達ゲームや、写真のような協働のワークを通して、チームワークに必要なものとはなにか、言葉で考えるだけでなく経験を通して、参加者同士が実感していく時間となります。

■具体例その3  おとなとこどもの「つながせのひび」

ジャンル:役を演じる・チーム創作・コミュニケーション・他者理解
所要時間:120分〜180分×4回
対象年齢:小学3年生以上

<内容>
「心の中の”たからもの”さがし」をテーマに、大人と子どもの入り混じった参加者同士で登場人物や物語を1から考え、オリジナルの劇をつくって発表します。(ほとんどのアイデアは参加者から募り、それらを構成するかたちで講師が台本を書きます。)お互いを大切に思っているのになかなか一緒にいることができない「ひびちゃん」と「つきちゃん」のために(太陽と月のイメージです)、参加者それぞれがいろんな役になって、ふたりになにをしてあげられるかを考え、そこからストーリーを作っていきます。参加者それぞれが、相手を思いやる気持ちや、一人一人の心の中にある「たからもの」に気づけるような、かけがえのない時間をつくりだすワークショップです。

■具体例その4 学んだことを劇にする

ジャンル:役を演じる・チーム創作・学習したことをアウトプット(表現)する・人に伝える
所要時間:120分〜180分×4回
参加人数:1クラス単位
対象年齢:小学1年生以上

<内容>
これまでに学校で学んだ学習のまとめなどを劇にして、発表します。
クラスごとに演劇作品を創作し、発表の機会を設けることで、生徒が劇作を通して集団での合意形成や、チームでの表現を学ぶワークショップを想定しています。
内容は、授業で学んだことや、考えたいことをテーマにとりあげ、クラスで演劇作品をつくり、最終日に発表会を行います。
子ども達とプロの俳優とが、台本づくりから作品上演まで共同で行います。演劇の創作に欠かせない、他者と対話を通じて異なる意見をすり合わせていく過程を経て、授業形式だけでは得ることがむずかしい、様々な効果を体験することができます。
児童が演劇づくりを通して学習した知識を“体感”する、ワークショップ型の教育プログラムです。

■具体例その5 「演出家のしごと・俳優のしごと」

ジャンル: 手仕事紹介・地域交流・稽古場体験
所要時間: 60分〜120分(目安)
参加人数: 1人〜20人
対象年齢: 中学生以上

<内容>
地域の住民とアーティストの交流の機会づくりを通して、舞台芸術をより身近に感じてもらったり、興味をもっていただくきっかけをつくりたいという想いからスタートした、主に、演劇を観たことがない方向けのワークショップです。演劇というジャンルが生まれた歴史的背景や、舞台を作る仕事とはどんなものかを紹介したり、演出家や俳優が舞台づくりをするうえでどんな役割を担っているのかを、デモンストレーションを交えて紹介したり、お芝居の稽古を参加者の方々に体験してもらいます。劇場だけでなく、地域のカフェスペースなどでも開催可能です。

■具体例その6 魅力的な声をみがく

ジャンル:発声・表現力
所要時間:60分~180分
参加人数:1人~10人(多人数、応相談)
対象年齢:中学生以上

<内容>
テキスト(文章や台詞など)を、声に出してイメージ通りに表現できたら、楽しいと思いませんか?
このワークショップでは、参加者の方にテキストを用意してもらい、実際にそこに書かれたテキストを読んでもらいます。腹式呼吸と発声・滑舌・アクセントなどの技術向上に加え、聞き手がどのような状況で聞くかをイメージすることによって、そこにはどんな表現が適切かを考え、表現力を磨きます。また最後には、ほかの参加者の前で発表してフィードバックをもらうことで、自分の表現を客観的に見る目を養います。
このワークショップは講座としても開催可能で、現役の俳優・声優である講師が個別に丁寧に指導します。

■具体例その7 戯曲の風景

ジャンル:他者理解
所要時間:120分〜180分
参加人数:2人~15人
対象年齢:高校生以上

<内容>
参加者全員で1つの戯曲を回し読みし、最後にはそれぞれの心に残った風景を紙に描いて参加者同士でシェアするワークショップです。
台詞をうまく読むことよりも、声に出して読むことで心にどのような情景が浮かび上がるかを丁寧に観察し、絵や言葉でアウトプットします。人によって心に残るシーンが違い、お互いにいろんな風景を見せあうことで、様々な視点からその戯曲を楽しむことができます。また、「今まで知らなかった戯曲を読むこと」「戯曲の書かれた歴史的な背景に触れること」を通して、さらに戯曲そのものに対する造詣を深めることもできます。演劇ワークショップは、演じるための技術修得だけが目的ではなく、こういった知識を増やしたり読解力を磨くインプットのトレーニングとしても有効です。

【ワークショップの実施や内容に関するお問い合わせ】
ソノノチ
TEL 050−5318−7717
E-mail info@sononochi.com

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