【終了しました】「伊吹の森 動物の謝肉祭」レポート

4月22日(土)、滋賀県米原市のルッチプラザホールにて催された「伊吹の森 動物の謝肉祭」が無事終了しました。
遠方よりお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

今回ソノノチは、フランスの作曲家、サン=サーンスが50歳で作曲した「動物の謝肉祭」の演奏にあわせてパフォーマンスをしました。それはサン=サーンス自身の、少年時代の物語です。

サン=サーンス少年は、時には恐ろしかったり、不安な気持ちになりながらも、初恋の少女マリを追いかけて、不思議な夢の世界を旅します。
ライオン、めんどり、らば、象、魚、カンガルー等、そこには沢山の動物たちの風景が出てきます。

小さい赤ちゃんも参加できる親子向けコンサートだったので、客席で演奏をしたり、役者さんと一緒に生き物になりきってみるシーンがあったりと、観客が一緒に参加できるシーンもつくりました。

今回ご一緒させて頂いたお二人、打楽器・マリンバ奏者の宮本妥子さんと後藤ゆり子さん。お二人の演奏は、本当に心が震えるように素晴らしいものでした。マリンバ1台で、時には包み込まれるように優しい、時には訴えかけるように力強い、いくつもの魅力的な音色を表現されており、聴いているだけでどんどんと世界に引き込まれていきます。
お二人とお話させて頂いて一番印象的だったのが、「打楽器は”魂”を一番表現できる楽器だ」と仰っていたこと。お二人は文字通り魂を込めて、そしてまさにこのコンサートでも、自分とパートナーの魂の音を感じ合いながら、演奏をされているのだと感じました。

また、今回は音楽と一緒にパフォーマンスをするにあたり、パントマイムの要素を沢山取り入れました。身体の動きだけで様々な動物やシーンを表現したり、上の写真のように布を小鳥に見立てたりと、シンプルな中にも見せ方の工夫を詰め込んでいます。「お客さんにとってどう見えるか」を一番大切に稽古を進めてきた部分です。こういった演出においては、今回の客演さん方に本当に沢山助けて頂きました。

 

その物語世界を見事に表現したチラシ。今回の企画の構想段階から、佐川綾野さんの切り絵の幻想的で愛らしく、美しい世界観には沢山のインスピレーションをいただきました。お客様からの評判も、とってもよかったようです!

今回、素晴らしい機会にご一緒させて頂いた宮本さん、後藤さん。
お招き頂いたびわ湖芸術文化財団の皆様。
その他出演者・関係者の皆様。本当にありがとうございました!

ソノノチは、次へつづきます。

 

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ラ・フォル・ジュルネびわ湖2017プレイベント びわ湖・北の音楽祭 関連事業
「伊吹の森 動物の謝肉祭」

[日程]
2017年4月22日(土)11:00開演(キッズプログラム)

[会場]
ルッチプラザ ベルホール310(滋賀県米原市長岡1050-1)

[出演]
宮本妥子(打楽器・マリンバ)
後藤ゆり子(打楽器・マリンバ)

藤原美保(ソノノチ)
仲谷萌(ニットキャップシアター)
豊島勇士
黒木夏海
芦谷康介
浜崎 聡

[演出]
中谷和代(ソノノチ)

[カンパニースタッフ]
外谷美沙子
渡邉裕史

[スペシャルサンクス]
佐川綾野
柴田惇朗
劇団しようよ

主催:公益財団法人滋賀県文化振興事業団 米原市・ルッチプラザ

 

【公演レポート】2人の「つながせのひび」

京都の劇団ソノノチとイラストレーターの森岡りえ子が、オリジナルの絵本と、それを原作とした舞台作品をつくります。「大切な人へと受け継がれていく気持ち」をテーマに、”ひびちゃん”と”つきちゃん”の生活を、優しいまなざしで描きます。

庭の植物に水をあげたり、二人してタオルケットにくるまったり
いなくなった猫を探したり、わらって ないて ころげたり…
観客もこの世界の住人のひとりとして、観ていただけたらと思います。


【作品名】
2人の「つながせのひび」
【上演日】
2016年12月14日(水)~25日(日)
【会場】
gallery make[つくるビル]


・クレジット
原作・脚本・演出:中谷和代
絵画制作:森岡りえ子
出演:藤原美保(ソノノチ)
芦谷康介、豊島祐貴(プロトテアトル)《ダブルキャスト》
企画・製作:ソノノチ
宣伝美術:ほっかいゆrゐこ
ユーティリティ:脇田 友
演出補佐:外谷美沙子
楽曲提供:いちろー(廃墟文藝部)
制作:渡邉裕史
制作補佐:溝端友香
物販協力:のちノのち、森岡ふみ子


芦谷・藤原Ver.

 

豊島・藤原Ver.

(撮影:脇田 友)

【公演レポート】6人の「これからの宇(そら)」

ちいちゃんの生まれた日、星がとても綺麗でした。
私はその星を見ながら、ずっと考えていました。
時に近すぎて忘れてしまいそうになるし、同時に遠すぎて忘れそうになる、
すでに彼女が少し忘れてしまっている、彼女自身も含めて6人の、大切な人たちのこと。
これから1年間かけてお話します。
まもなく、この世界、この世界に到着します。

 

 

 

 

 

 


この物語は、昨年、宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」の舞台化に取り組んでいた時から構想していたものです。
自分の幸せとはなにか。また大切な人たちにとっての、幸せとはなにか。
それはどこから来て、どこに行くのか。「これからの宇」はここから、歩き出しました。

最初は宇宙や星のお話と思って書き始めたつもりが、不思議なことに、だんだんと家族の物語に見えてきました。
宇宙と家族は、どこか似ています。いつもそばにいるのに、ここにいないような気もします。
近すぎて忘れてしまいそうになるし、そして同時に、遠すぎて忘れてしまいそうになります。
いえ、私のように親元を離れて生活していると実際に、どこか忘れてしまっているのです。
わたしたちは、これから、どうやって寄り添えるのでしょうか?
私にもし、新しい家族ができたら、こんなお話をしてあげたいと、そう思います。
(演出ノートより)


【作品名】
6人の「これからの宇(そら)」
【上演日】
京都:2015年10月2日(金)〜5日(月)
愛知:2015年10月17日(土)〜18日(日)
【会場】
京都:スペース・イサン
愛知:ナビロフト


脚本・演出:中谷和代
出演:藤原美保(ソノノチ)、佐々木誠(匿名劇壇)、藤田かもめ、あだち陽(晴天満月/宇宙メイカア)、三鬼春奈、吉田みるく(男肉 du soleil)

舞台監督・演出助手:北方こだち
舞台美術・小道具:栗山万葉
照明:真田貴吉
音響:島﨑健史(ドキドキぼーいず)
衣装・ヘアメイク:たかつかな(何色何番)
楽曲製作:いちろー(廃墟文藝部)
京都公演制作:渡邉裕史(KAIKA劇団 会華*開可)
愛知公演制作:加藤智宏(office Perky pat)
宣伝美術:ほっかいゆrゐこ、脇田友
物販協力:のちノのち
協力:ニシムラタツヤ