上演情報/ソノノチ 新作上演(2023年7月20日〜23日)

【結成10周年企画】

ソノノチ×Robin Owings『あなたは きえる』

川の流れと同じように、私たちは刻々と変化し、生まれ変わっているのだとすれば、ひとつ前のあなたはきえていて、今のあなたもやがてきえる。きえたものが撚(よ)り合って、あなたになる。あなたはきえてしまったものでできている。

ソノノチの最新作は、Robin Owings制作のインスタレーションとの共演。かつて織物工場だったこの場所から、無常の風景へ漕ぎ出すように。ランドスケープシアターに続く、新作パフォーマンス作品。


ソノノチ×Robin Owings『あなたは きえる』

構成・演出:中谷和代
美術制作:Robin Owings
出演:藤原美保、芦谷康介、宇津木千穂、岸本昌也、筒井茄奈子


一本の糸があって
ふれそうで ふれずにいた
聞こえるけど 聞かずにいた
見ないふりをして ないものとした

ひとつ前の あなたはきえる
あざない よりそい むすべたら


【上演日時】2023年

7月20日(木)17:00
7月21日(金)13:00/17:00*1
7月22日(土)13:00*2/17:00
7月23日(日)13:00

※受付開始・開場は開演の30分前
※上演時間|約60-65分(予定)
※各公演終了後に物販を行います

ポストパフォーマンストーク|
*1 21日(金)17:00の回
ゲスト:高木日向子さん(作曲家)
*2 22日(土)13:00の回
ゲスト: Robin Owingsさん(本作美術制作)

●インスタレーション展示
開廊時間|
7月21日:14:00ごろ〜16:00
7月22日:10:00〜11:30、14:00ごろ〜16:00
7月23日:10:00〜11:30
*各上演回の終演後にもご覧いただけます。インスタレーションのみの鑑賞は無料です。

【場所】
アトリエみつしま Sawa-Tadori(京都市北区紫野下門前町44)
《アクセス》
京都市バス 「大徳寺前」徒歩3分
京都市営地下鉄・烏丸線「北大路」駅 徒歩17分

【料金】
・一般:3,000円
・25歳以下:2,500円
・高校生以下:1,000円(前売・当日とも)
・祝!10周年チケット[縁]:5,000円(限定ノベルティグッズ)
・祝!10周年チケット[結]:10,000円(お礼の手紙+限定ノベルティグッズ)
・ツアー応援チケット:100,000円(限定ノベルティグッズ+当日パンフお名前掲載+上演映像付き)*支援いただいた金額は、他地域でのツアー資金に充てます。

※当日券は +500円(一般・25歳以下)
※各ステージ先着30名様限定

【チケット窓口】
WEBフォーム(Corich)[当日精算]
https://ticket.corich.jp/apply/262907

ソノノチ オンラインショップ[事前精算/各種クレジットカード・コンビニ等]
https://sononochinochi.stores.jp

メール[当日精算]
希望公演日時/お名前/券種/人数/ご連絡先を明記の上メールをお送りください。こちらからの返信を以てご予約完了となります。

チケット予約開始日:5月26日(金)

【お問い合わせ】
ソノノチ
電話:050-5318-7717(制作)/メール:info@sononochi.com


●プロフィール
ソノノチ

旅するパフォーミング・アート グループ。近年はインスタレーションの手法を用い、屋外や空き家での上演をはじめ絵画・音楽・建築など他分野のアーティストとのコラボレーションを行う。2020年より、全国各地の風景を舞台機構としてとらえ、遠景から眺めるように鑑賞する「ランドスケープシアター(風景演劇)」を発表。静岡/HARAIZUMI ART DAYS!2019〜2022、愛媛/とうおんアートヴィレッジフェスティバル(2021年)などに招聘される。

(撮影:中谷利明)


Robin Owings

1991年米国アラバマ州出身。幼少期に合気道を始める。大学で人間生態学、植物学、美術を専攻。絵画・音楽・インスタレーション・パフォーマンス等様々な芸術作品を制作。2015年に来日。合気道を続け、自然とアートを子ども達と体験することに力を入れている。HARAIZUMI ART DAYS!2020〜2022にアーティストとして参加。
http://www.robinowings.com

(Robin Owings)

●クレジット
舞台監督:脇田友
演出部:neco
楽曲製作:瀬乃一郎
衣装:清川敦子
宣伝美術:ほっかいゆrゐこ
制作部:渡邉裕史、田中直樹、永澤萌絵
アーカイブ:柴田惇朗

協力:一般社団法人フリンジシアターアソシエーション、
原泉アートプロジェクト、サファリ・P、スピカ、
劇団三毛猫座、廃墟文藝部、日向花愛、森岡りえ子

主催・製作:ソノノチ/合同会社nochi

supported by KAIKA 芸術文化振興基金助成事業

《終了御礼》ソノノチ展『風景によせて えんをめぐる』-2023-

『風景によせて えんをめぐる』-2023-の全会期が終了しました。

ご来場いただいた皆さん、気にかけてくださったりメッセージをくださった皆さん、会場のkumagusukuの皆さん、この場を一緒に作り上げてくださった関係者の皆さん、改めて本当にありがとうございました。

この数年、グループで熱心に取り組んできたアーカイブという活動は元々、コロナ禍で上演が中止になるリスクにそなえて、作品制作と創作プロセスの記録を並行し始めたことがきっかけでした。そこから時間が経ち、コロナをめぐる生活様式も変化する中、今回の展示は改めて場をひらくこと、そしてアーカイブのもつ言葉の広さに向き合った機会だったと振り返ります。原泉アートプロジェクト代表の羽鳥さんをお招きしたトークイベントや、Spice of life Coffeeさんとのコラボレーションなど、新しいことにもチャレンジできました!

この3年間で、私たちは計4回の展示を開催しました。一つの作品をつくりあげる過程には、膨大な時間とプロセスが存在しています。プロセスを大切にすることは、そこにたしかにいた自分たちと、そこにあった様々な縁を大切にすることだと思います。ただ、展示として表現できるのはその中のほんの一部分でしょう。今後もプロセス便(※アーカイブした記録を再編集し、映像・テキスト・グラフィックなどさまざまな形にアウトプットして上演後に予約者にお届けする取り組み。)はじめ、展示以外のアウトプット方法も今後検討していきます。

展示で振り返ったことを次のクリエイションにつなげるアイデアも出てきています。コロナ禍をきっかけに始めた活動ではありますが、このように、開催することの「新しい意味」が、年々増えていっているように私自身感じています。

えんをめぐる、旅は続きます。

ソノノチ 中谷和代



◆次回上演予定
『あなたはきえる』
7月20日〜23日 @アトリエみつしま
新作久々の地元京都での新作上演となります。チケットの一般予約受付開始は、5月26日から始まります。
http://sononochi.com/performance202307/

◆展示品やコラボグッズを販売中
今回のソノノチ展で展示されていた現物の展示品を販売中です。会期は終了しましたがぜひご覧ください。また、ソノノチの作品のイメージや、10周年記念にリニュアルしたカンパニーロゴを知っていただくために、大阪のSpice of life Coffeeさんとはじめて1からつくった、オリジナルブレンドのコーヒーも販売中です。冷めても美味しい、ここだけでしか飲めないブレンドをお楽しみください。
https://sononochinochi.stores.jp

お知らせ/ロゴをリ二ューアルしました

今年、カンパニー立ち上げ10周年企画の一環として、カンパニーロゴをリニュアルしました。今の私たちを反映した、新しい皮膚をまとうような気持ちです。デザインは、長年ソノノチの宣伝美術を担当してくださっているデザイナーのほっかいさんにお願いしました。

私たちは2020年より制作をスタートした作品群「ランドスケープシアター」をはじめとする、上演をするフィールド(場所)に焦点を当てた作品制作を通じて、引き続き新たな地平にチャレンジしていきます。ほかにも、変化の多い時代をゆっくりと歩むこと、身体と声が持つ可能性を引き出すことなど‥‥私たちの創作にかける想いがたくさん詰まったロゴになりました。

ソノノチというカンパニー名が伝わることももちろん大切ですが、それ以上に、自然から感じる息吹やパフォーマーの呼吸など、総じて今私たちが表現にこめている「風」のようなものを受け取っていただければ嬉しいです。そして、これからも皆さんと一緒に10年、20年と歩みを進められることを祈りつつ、これまでの感謝とこれからの新鮮な気持ちをもって、大切にしていこうと思います。

これからもソノノチを宜しくお願いいたします。

 

【ソノノチからのお知らせ】合同会社nochi1周年

京都を拠点に、パフォーミングアーツのカンパニーとして活動している「ソノノチ」のマネジメント会社として、そして今後より多彩なフィールドで活動を継続するために、2022年5月2日、合同会社nochiを立ち上げました。
(そもそもあまり広く告知できていませんでした。すみません。)

おかげさまをもちまして、合同会社nochiは今日、設立1周年を迎えました。

まずは、これまで支えてくださった皆さまに心からお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

下記、代表のコメントです。


【5月2日が特別な日になった日のこと】

去年の今日、まだまだコロナの影響が残る中、マスクをつけて法務局に行った日のことを思い出します。午前中に会社を設立したらお願いすることになるであろう税理士さんに会っていて、「では、法務局に行ってきます!」気合十分に別れたものの、それなりに人生で初めてのことですから、緊張していました。しかも行きがけに雨が降ってきて、バスも混み合ってて、幸先が悪いようにすら感じました。

法務局に来るのは、京都舞台芸術協会の登記の申請手続き以来、かなり久しぶりのことでした。スーツ姿で右往左往している人たちを横目に、登録免許税の印紙を買うための6万円を脇に握りしめて、おそるおそる書類を提出しました。昨晩何度も確認したけど、それでもミスがあったらどうしよう。何だか、準備したことを試されるテストのような心地でした。職員さんは手慣れたように書類を受け取り、「受理しました」と言いました。あまりにその瞬間はあっけなく、そのままなんとなく1階に降りてベンチに座りました。これが会社設立の瞬間でした。

そわそわしていました。スマホを落っことしそうになりながら、設立にあたってお世話になった方と、家族と、カンパニーのメンバーに、順に連絡をしました。まるで子どもが生まれましたよ、とでもいうように。たくさん「おめでとう」と言ってもらったり、「ここからはじまりだからね」と激励の言葉をもらいました。

そういえばふと、今日は何の日だろうと気になって、スマホで調べました。八十八夜、そうかお茶にちなんだ日が多いのはこのためか。郵便貯金の日、交通広告の日・・・。実はこの日を選んだのは特に理由はなく、書類の準備が整ったのがこの日で、しかもここを逃すとゴールデンウイークが終わるまで手続きができなくなるからです。もちろん誕生日とか、劇団の旗揚げ日と一緒にするとかそれこそいろいろな候補はあったのですが、それまで置いておくとこの気持ちがどこかに行ってしまいそうだったので、出せる最短の日に出すことにしました。一年の中で、自分にとって特別な日がこうして増えることは、それはそれでいいなと思えました。

そして、法務局での次の手続きはなんだろうと、会社設立の参考にしていたウェブサイトを開いた時に、「会社設立におすすめの日はいつ?」という特集が目に止まりました。なんだ、設立におすすめの日なんてあるのかと思い開くと、一番上に2022年5月2日がありました。この日は暦上では<一粒万倍日>と言って、一年に数日しかない貴重な日だったのです。一粒の種籾から一本の稲ができ、この稲から万倍もの数の米が穫れることから、この日に始めたことはやがて大きな成果を上げると考えられるそうです。何かをはじめるのにはとても縁起の良い日だったのです。

運がいいと喜ぶ反面、これはもはやこけられない・・・とも思いました(笑)。
舞台芸術で社会と関わり合っていくこととはどういうことだろう。私たちのやっていることの影響とはどんなものだろう。私たちは何ができるだろう。何がしたいだろう。考え続けた一年でした。そして、これからもこの問いはずっと続いていくでしょう。
マネジメント団体であるソノノチは今年で10周年を迎える中、nochiはまだよちよち歩きを始めたばかりの会社です。初心と感謝を忘れずに、これからも舞台芸術を通じたたくさんのチャレンジをしていきます。そして、できればご一緒に。ぜひ、皆さんの活動とも様々なかたちでコラボレーションさせてください。

今後とも、もはやこけられない合同会社nochiを宜しくお願い申し上げます。

代表 中谷和代

展覧会情報/ソノノチ展『風景によせて えんをめぐる』-2023-

旅するパフォーミングアート・グループ、ソノノチでは、2020年より各地の風景を舞台に繰り広げる「ランドスケープシアター」シリーズを制作しています。

これまでの制作は、出会った人・もの・こととの目には見えない沢山の縁に支えられてきました。

今回は、昨年の静岡県掛川市原泉での滞在制作を取り上げ、全51日間の作品制作プロセスのかけら達を、地元京都で巡回展示します。

普段は見ることができない、上演にいたるまでの軌跡をぜひご覧ください。


【結成10周年企画②】ソノノチ展『風景によせて えんをめぐる』-2023-

【日 程】2023年5月17日(水)- 21日(日)

【時 間】11:00〜17:00

【会 場】kumagusuku(京都市中京区壬生馬場町37-3)
[アクセス] ・阪急京都線「大宮駅」から徒歩5分
・京福電鉄「四条大宮駅」から徒歩5分
・JR、市営地下鉄「二条駅」から徒歩8分
・市営バス「みぶ操車場前」から徒歩1分

【観 覧 料】自由(ドネーション)/入場無料


《関連トーク企画》
「原泉での制作環境がアーティストにもたらすもの」

日時:5月20日(土)14:00-16:00
ゲスト:羽鳥祐子さん(原泉アートプロジェクト 代表・ディレクター)

原泉アートプロジェクト 代表・ディレクターの羽鳥祐子さんをゲストにお迎えしてのトークセッションです。
原泉という制作環境がアーティストに与えるイマジネーションとはどのようなものか。なぜソノノチはコロナ禍から5年間、この地域に通い続けるのか。
原泉との出会いがもたらした様々な変化、価値観の変容について、メンバーがお話しします。

当日でもご参加いただけますが、会場のスペースに限りがあるため、人数把握のため、事前予約にご協力いただけますと幸いです。

申込フォーム:https://forms.gle/LnDhqD5UerZMRojU8
(事前予約優先/当日空きがあれば当日参加可/定員20名)


会場では、「原泉アートデイズ」の5周年を記念して、これまでの作品と軌跡をまとめて製作されたアニバーサリーブック「HARAIZUMI ART DAYS! 2018-2022 5th Anniversary book」の販売も行っています。

ソノノチがこれまで原泉アートデイズで上演した作品や、中谷和代のアーティストVOICEも掲載されていますので、ぜひご覧ください。


これまでの開催の様子はこちら

主催:ソノノチ/合同会社nochi
協力:原泉アートプロジェクト、一般社団法人フリンジシアターアソシエーション
supported by KAIKA

【お問い合わせ】
ソノノチ
電話:050-5318-7717(制作)/メール:info@sononochi.com

photo by Wakita Tomo

【中谷和代_テキスト参加】「アンサンブル・フリーJAPAN」第2回演奏会

日本が誇る”あたらしい”オトを、をテーマに、国内初の新しい音楽を世界に発信し後世に残す活動を行う、若手プロ奏者たちによるオーケストラ「アンサンブル・フリーJAPAN」さんの第2回演奏会で、世界初演を迎える作曲家・高木日向子さんの『弦楽と歌のための新作』に中谷がテキストで参加しています。

高木さんとは、1月に茨木市クリエイトセンターで発表した新作 『双子の星』~空にむけて祈るとき~ に続いての協働です。

ご予約受付中です。ぜひお楽しみください。


アンサンブル・フリーJAPAN 第2回演奏会

日時|2023/4/14 [Fri.] 開演 19:00/開場 18:00

会場|横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール

入場料|一般 ¥3,000(当日 ¥3,500)学生 ¥2,000

指揮|浅野 亮介
* メゾソプラノ|石田 滉 

メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第2番 ニ長調 MWV N 2
高木 日向子:弦楽と歌のための新作(委嘱作品、世界初演)*
薮田 翔一:弦楽と歌のための新作(委嘱作品、世界初演)*
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20 弦楽合奏版(編曲委嘱:旭井 翔一、世界初演)

詳細・ご予約はこちら:
https://ensemblefree-japan.com/news/news9.html

【ソノノチ結成10周年企画①】「縁側にすわる」ガイダンス・ワークショップ

開催の理由

ソノノチは、2013年、社会人劇団から再結成したカンパニーです。最初、メンバーは中谷たった一人でした。そこからクリエイションメンバーに出会い、滞在制作に出会い、今後も継続的に活動するために会社をつくり、これまでたくさんの方のおかげで、結成からの10年間こつこつと続けてくることができました。でも、まだ、10年。創作的なチャレンジはもちろん、家族とも言えるメンバーのことを考え、やりたいこともたくさん出てきたので、今年以降の活動に向け、新たにメンバーを募集したいと思いました。それがきっかけです。

しかし、活動拠点の京都で私たちは、この数年あまりカンパニーとして認知されていないかもしれません。(本公演としては、2020年の京都芸術センターと、京丹波町質美での上演以来となります。2020年頃から本格的に全国を旅して作品をつくるようなスタイルに変化したためです。)そこで、プロセスをアーカイブする活動を通して、各地での創作を発信する機会をつくりました。

そして、展示やSNS以外にも、もっと近い距離感で私たちの想いを伝える場を今回つくろうと思います。この間私たちがどんなことを思い、どんな活動をしてきたのか、写真や文章だけでは伝え切れないところを知って、感じてもらえるように、3月はメンバー全員が集まって、縁側に皆さんをご招待します。それぞれの言葉で、自分たちのやっていることを伝えます。うまくいっていることも大変なこともありますので、できるだけありのまま伝えようと思います。

縁側にすわっていたら、どんな風が吹いてくるでしょう。もしかすると、誰かがひょっこりと入って来てくれるかもしれません。出会って、いろいろと話をしてみましょう。そして、こういうのもありだなと思ったら、なにか一緒にできそうなことを探してみましょう。まずはお気軽に、覗いてみてください。

ソノノチ 代表 中谷和代


参加方法/いずれも参加無料

【1】ガイダンス(オンライン説明会)に参加する

対話を重視した創作方法、役割を超えた有機的な創作現場づくりなど、
ソノノチが活動や作品づくりで大切にしていることについてお伝えします。
<日程>
2023年3月5日(日)14:00-16:00
2023年3月8日(水)19:00-21:00

【2】ワークショップに参加する

ガイダンスでお伝えすることをもとに、ソノノチの創作の一部を、実際に体験していただきます。
<日程>
2023年3月 9日(木)19:00-21:00 ソノノチの基礎トレーニング(演技)
場所:KAIKA
2023年3月11日(土)14:00-16:00 アイデアのふくらませ方(構成・演出)
場所:KAIKA
2023年3月26日(日)10:30-12:00 いま・ここに焦点をあてる(演技・演出)
場所:京都芸術センター 制作室6(STUDIO OPENDAY vol.2 内で開催/「『ランドスケープシアター(風景演劇)』をつくるときに考えたこと」というタイトルで開催します)

【3】メンバーと会って話す

ガイダンスやワークショップでソノノチに興味を持ってくださった方、将来的にソノノチの活動に何かしら関わってみたいと思う方を対象にします。さらにもう一歩踏み込んで、ぜひお話させてください。
<日程>
2023年3月23日(木)〜27日(月)の間で、日時予約制

※【1】ガイダンスは、2日とも同内容となります。
※【1】ガイダンスと【2】ワークショップでは、一部内容が重複する場合があります。
※【3】を申し込まれる場合は、極力事前に【1】もしくは【2】に、ご参加ください。

申込先・お問い合わせ

フォームから:https://forms.gle/SaSgyzhjeujzrjGy8
メール:info@sononochi.com

※3月26日(日)10:30-12:00に開催するワークショップは、こちらの京都芸術センターのwebサイトからお申し込みください。

今年〜来年の活動予定

2023年5月 京都市内で展示イベント
2023年7月 京都市内にて新作上演(予定)
2023年12月 立ち上げ10周年イベント(予定)
2024年3月 滞在制作での上演(予定)

※このほかに、定例のミーティングや、基礎鍛錬のためのワークショップ「ソノノキン」などがあります。

参考資料
<ソノノチの作品がどんなものか知りたい方>
『風景によせて2021 はらいずみ もやい』映像
https://youtu.be/PtfLwdxPNpM
『風景によせて2022 たびするつゆのふね』レポート
http://landscape.sononochi.com/archives/1054
『風景によせて2021 かわのうち あわい』レポート
http://landscape.sononochi.com/archives/801

<創作過程のアーカイブの内容を知りたい方>
『風景によせて えんをめぐる』-2022- デジタルアーカイブ:http://landscape.sononochi.com/archives/746
展示映像:https://youtu.be/i5r8-25TDvI
展示映像②:https://youtu.be/feMtjgVeJ7s

<各種記事が読みたい方>
http://landscape.sononochi.com/archives/category/process


メンバーからのメッセージ

藤原美保(俳優、パフォーマー)/写真左
ソノノチは今年で10年。私はメンバーになって9年になりました。あっという間の年月がたったなぁと感じています。メンバーでそれぞれの役割を発揮しながら、お互い助け合い協力しながら、作品を作っていく、継続していく。大変なこともありますが、まだ知らない世界に飛び込んでいくことができるワクワクを感じています。

ソノノチに入る前、私が演劇を始めたのは高校生の時でした。演劇部でどんどんと演技の道にハマっていき、卒業後は声優の道を志しました。大阪の専門学校で2年、そして東京へ上京し養成所で2年、専門的に基礎から演技や声の勉強をしました。養成所を卒業する頃には、舞台にも立ち続けたいと思っていました。その後地元の京都に戻り、ソノノチに出会いました。ソノノチに入った当時と今を比べると、できるようになったことが増えました。これまで培った技術を使って、様々な学校で演劇や声のワークショップの仕事ができるようになったり、ランドスケープシアターのための身体訓練メソッドを作っていたり。その他にもたくさんあります。
自分一人ではやらなかったかもしれないなと思うことが、人と関わり合うことで経験が広がっています。

3月はみなさんとお話ししたり体験できる機会がたくさんあります。
作品のこと、演技や身体表現のこと、私たちが普段考えてることや感じていること、いろいろお話ししませんか?みなさんのこともぜひ聞かせてください。たくさんの方に出会えることを楽しみにしています!

【中谷和代 演出・テキスト】第25回音芸協コンサート『おとでつづる ふるさとからのメッセージ』

第25回音芸協コンサート『おとでつづる ふるさとからのメッセージ』
第二部で演奏される高木日向子さん作曲の新曲に、
中谷和代が、演出・テキスト提供で参加します。

昨年から、「リベラルアーツへの挑戦」プロジェクトや、ワークショップ「3D楽譜で作曲しよう!」などでご一緒させていただいた、作曲家の高木日向子さんとの素敵なご縁で、今回こちらのコンサートの第二部で上演される、高木さんの新作曲の構成と演出を担当させていただきます。

コロナや戦争をはじめ、まだまだ不安なことの尽きない世界の情勢の中、祈るように過ごす日々を、茨木の地域がもつ宗教的背景に重ね、「空にむけて祈るとき」という副題に込めています。

今回宮沢賢治さんの「双子の星」を取り上げますが、その一節にも、双子星(チュンセとポウセ)がだまされて海の底に落ちてしまって、海の底から自分たちの住まう天のお宮を恋しく思って水面を見上げるシーンが出てきます。

音楽・歌唱・朗読の織りなす幻想的な世界観をお楽しみください。


茨木市文化振興財団第280回公演/第25回音芸協コンサート
『おとでつづる ふるさとからのメッセージ』

日時:2023年01月29日 (日)  14:00開演 (13:30開場)
会場:茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール

<プログラム>
◆第1部 ロマン派へのあこがれ
ブラームス:調べのように ホルン三重奏曲第4楽章
堀江牧生:銀河鉄道の夜(新作)
シューマン:ピアノ三重奏曲
チェロ:堀江牧生
ヴァイオリン:堀江恵太
ピアノ:堀江詩葉 乾将万
ホルン:岡本海里

◆第2部 宮沢賢治作「双子の星」
~空にむけて祈るとき~委嘱新作
演奏:堀江牧生 堀江恵太 乾将万
ソプラノ:斉戸英美子
朗読:常楽寺知香
作曲:高木日向子
テキスト・演出:中谷和代

主催・お問合せ:
(公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
茨木市音楽芸術協会
後援:
茨木商工会議所 茨木市観光協会

https://www.ibabun.jp/event/20230129

「場」ができるまで 展 〜きく・みる・すごす〜

12月21日(水)〜26日(月)、大阪・本庄西の街に新たに開くスペースにて、
制作プロセスの展覧会・ワークショップ・上演の複合イベントを開催します。

本庄西施工地区オープニングイベント

「場」ができるまで 展 〜きく・みる・すごす〜

【日程】2022年12月21日(水)- 26日(月)

【会場】本庄西施工地区(大阪市北区本庄西1丁目6-25)


今回は<「場」ができるまで>をテーマに、ソノノチが近年、各地で取り組みを続ける屋外パフォーマンス作品「ランドスケープ・シアター(風景演劇)」の創作プロセスの展覧会、『風景によせて えんをめぐる』を中心とした、複合型イベントを開催します。

パフォーミングアーツ・音楽・建築の集合して、音楽ライブ&パフォーマンス、ワークショップ、トークイベントなど参加できるイベントも盛りだくさん。温かい飲み物を楽しみながら、見て・聴いて・感じて。ゆっくりとお過ごしください。

会場は、大阪・本庄西に新しくオープンするスペース「本庄西施工地区」。建築に携わる人と地域を繋ぎ、新たな風を吹き込まんとする、この場所の今後の動きにもぜひご注目ください!


◆ソノノチ展『風景によせて えんをめぐる』◆
12月21日(水)-26日(月)13:00-18:00(※24日(土)のみ、15:00-18:00)

ソノノチが今年11月に制作・上演した『風景によせて2022 たびするつゆのふね』を取り上げ、全52日間にわたる静岡県掛川市での滞在制作を振り返り、その中で生まれたイマジネーションを公開します。
滞在制作中のプロセスが詰まった展示や上映映像を通して、クリエイションメンバーそれぞれが腰を据えて思考し、創作に向き合ってきた時間を感じてください。

クリエイションメンバー:中谷和代、芦谷康介、宇津木千穂、清川敦子、柴田惇朗、瀬乃一郎、田中直樹、筒井茄奈子、中谷利明 、neco、日向花愛、藤原美保、ほっかいゆ r ゐこ、村田瞳子、森岡りえ子、脇田友、渡邉裕史


=関連イベント=
◆ワークショップ◆
12月24日(土)11:00-12:30
12月25日(日)11:00-12:30
(予約優先制/Googleフォーム)

テーマ:風景の中のリズム(時間)を見つける、原泉のサウンド・スケープをつくる。
パフォーミング・アーツ×音楽によるリベラルアーツ・ワークショップ。
身近な音を体感し、音に耳を澄ます時間。そして展示に関連したランドスケープ・シアターを多角的に味わうワークショップです。

◆ライブ/パフォーマンス◆
12月23日(金)19:00-20:00
12月24日(土)14:00-15:00
(予約優先制/Googleフォーム)

展示から受けたイマジネーションを、ライブ演奏とパフォーマンスでお届けします。
また、楽曲制作の「場」が立ち上がっていくプロセスについても、お話と演奏をクロスさせながら表現します。

[ライブ出演]
23日:仲山涼太(ギター)
24日:東瑛子(ヴァイオリン)、白石 麻奈美(カホン)
[パフォーマンス出演]
23、24日とも:藤原美保(ソノノチ)、芦谷康介(サファリ・P)、宇津木千穂

◆トークセッション◆
12月25日(日)17:00-18:00

パフォーミング・アーツ×音楽×建築 のトークイベントを開催します。(予約不要)

◆併設展『本庄西施工地区着工』◆
(イベント期間中開場、予約不要)

「本庄西施工地区」は、コムウト(工務店)とOSTR(設計事務所)が運営する、「建築施工」をテーマにした「場」です。ここでは、工務店と設計事務所が関わるヒト・モノのネットワークを生かし、「建築施工」の周辺に、新たなコミュニティやアイデアを生み出していこうと考えています。
この度、「本庄西施工地区着工」と題して、その一部分を紹介いたします。


料金:
【展示】入場自由/ドネーション制
【ワークショップ】1,000円
【音楽ライブ&パフォーマンス】2,000円(ドリンク付き)

★ワークショップ、ライブパフォーマンスのお申し込みはこちらから


[会場へアクセス]
本庄西施工地区(大阪市北区本庄西1丁目6-25)

天神橋筋六丁目駅 11番出口より 北西へ徒歩8分
中崎町駅 2番出口より 北へ徒歩6分
大阪梅田駅より 北東へ徒歩15分
Googleマップ


主催:ソノノチ、合同会社nochi
共催:リベラルアーツへの挑戦
協力:原泉アートプロジェクト、コムウト、OSTR、spice of life coffee
文化庁「ARTS for the future!2」補助事業

【お問い合わせ】
ソノノチ
電話:050-5318-7717(制作)/メール:info@sononochi.com

【上演映像付き】たびするつゆのふね プロセス便

ソノノチでは、「ランドスケープ・シアター(風景演劇)」の創作プロセスがどのようなものかを、多角的に体験して頂けるような取り組みを作品制作と並行して続けています。

今年もその一貫として、【上演映像/クリエイションメンバーによる対談/購入者限定特典のディレクターズノート】をセットにした2022年版の「プロセス便」を制作します。

ソノノチオンラインショップ」にて発売中です。

【たびするつゆのふね プロセス便】

*セット内容
『風景によせて2022 たびするつゆのふね』本番映像
2022年11月19日(土)-20日(日)に静岡県掛川市北部の原泉地区で上演する作品の記録映像です。

●『風景によせて2022 たびするつゆのふね』メンバー対談
クリエイションメンバーの対談を音声でお届けします(今回の滞在制作について、3組の対談が収録されています)。

●購入者限定/特典コラム
「パフォーマーは、なぜ同じタイミングで消えていけるか」
プロセス便でしか読むことができない構成・演出の中谷和代のディレクターズノートをデジタルデータでお届けします。

●当日配布パンフレット(デジタル版)