『風景によせて2021 かわのうち あわい』2022年3月の上演に向けて

9/25-26に予定しておりました『風景によせて2021 かわのうち あわい』の上演は延期させて頂くことになりました。来年3月にむけ、今日から改めてまっすぐな気持ちで、メンバー一同、東温での上演に向けた準備を進めていきます。

代表の中谷より、メッセージ動画をアップしました。
引き続き、「とうおんアートヴィレッジフェスティバル2021」とソノノチの風景演劇プロジェクトを、どうぞ宜しくお願いいたします。

昨年度の上演『風景によせて2020-2021』報告書を作成しました

昨年10-11月の静岡県掛川市の現代アートイベントでの上演と、今年2月の京都府京丹波町での上演を合わせた昨年度の上演プロジェクト、『風景によせて2020-2021』の報告書を作成しました。
上演のことだけでなく、プロジェクトの概要や創作のフローなどを集約したレポートですので、作品をご覧いただいた方もそうでない方も、作品の軌跡としてぜひお読みいただけますと幸いです。
(上演本番の映像なども観ることができます。)

『風景によせて2020-2021』報告書はこちら(2.8MB)からダウンロードできます。
※無断での編集・転載はご遠慮ください。

2021年2月下旬に上演する作品のパフォーマーを募集します

2月下旬公演予定の、ソノノチ上演プロジェクト「風景によせて2021」に出演いただくパフォーマー(1名)を募集します。<風景>をモチーフにした、遠景から観るパフォーマンス作品を製作予定です。言葉と身体をのびやかにつかって、沢山の言葉を交わしながら試行錯誤を重ね、私たちにしかできない表現を目指して、共にじっくりと創作に向き合って頂ける方との出会いを求めています。
ご興味のある方は、ぜひご応募ください!

プロジェクトの概要、作品のイメージは以下をご覧ください。

◎ ソノノチ公式ウェブサイト
◎ 「風景によせて」特設サイト
◎ 「風景によせて2020」上演記録映像(定点撮影・無編集)

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<稽古と本番の日程>
●稽古:2020年1月より週3日〜4日程度(主に火曜・金曜)
KAIKAと京都芸術センター(どちらも四条烏丸)にて行います。

●本番:2月27日(土)〜28日(日)を予定。
※22日より現地入り

<条件>
・パフォーマーとしてプロジェクトへの参加を希望される方。
・主に京都市内で行う稽古及び上演日程への参加をご優先頂ける方。
・未成年者の場合は、保護者の同意を得られる方。
・年齢、性別、舞台経験は問いません。

<謝礼>
出演に際し、些少ですがギャランティをお支払いします。
※ノルマはありませんが、可能な範囲での小道具・衣装協力をお願いしております。

<オーディション日時>
12月23日(水)18時〜22時 @京都芸術センター
12月26日(土)10時〜13時 @嵐山付近(屋外) ※12/25まで追加受付

※申し込みの際に、どちらか1日をお選びください。お一人につき一回のみご参加頂きます。
※グループでのワークショップと、簡単な面談を行います。
※オーディション日程でどうしてもご都合がつかない場合はご相談ください。

<応募締め切り>
2020年12月22日(火)23:59まで
2020年12月25日(金)23:59まで延長しました

<応募方法>
メールのタイトルに「オーディション応募」と記入し、以下を本文に記入してお送りください。
メールアドレス:info@sononochi.com

①お名前(芸名がある方は芸名も)、ふりがな
②連絡先(電話番号/メールアドレス)
③生年月日
④ご所属(あれば)
⑤主な出演・スタッフ活動歴
⑥これまでソノノチの作品を観たことがあるか(あれば作品名)
⑦応募動機
⑧オーディション参加希望日(第1希望と第2希望をお書きください)
⑨2021年1月〜2021年2月の活動予定
(稽古に参加できない期間などがあればご記載ください)

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ご不明な点があればいつでもお問い合わせください。
お問い合わせ先:info@sononochi.com

また、パフォーマー以外にも、演出助手、制作、広報、舞台美術、衣装、振付、映像、物販などなど…様々な分野でスタッフとして関わってくださる方を募集しています。ご興味のある方は、上記のアドレスにご一報ください。

【ソノノチの今後の活動をお手伝いしてくださる “ソノノチサポーター”も同時募集しています】
私たちは近年、劇場での上演だけでなく、野外公演やインスタレーションの製作にも積極的に取り組んでいます。現代アート展への出展をはじめ様々な場所に遠征し、地域に根ざしたクリエイションについて考え、既存の「劇団」という枠にとらわれない有機的な活動を行っています。

ソノノチの活動にゆるやかに関わってみたい方、大学を卒業予定で今後も演劇を続けたいと思っている方、演劇活動の場を求めている方、かつて表現活動をやっていて、また改めて関わってみたい方など、あなたらしいやり方で、関わっていただければと思います。特典としては、稽古見学をはじめ、ソノノチが開催するワークショップへの見学・参加、観劇特典などがあります。こちらもぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

【外部参加情報(中谷、藤原、渡邉)】ミュージカル「銀河鉄道の夜」

令和2年度滋賀県次世代育成ユースシアター事業 ミュージカル「銀河鉄道の夜」に、
中谷が台本・演出として、藤原・渡邉が演出助手として参加しています。
公募で集まった滋賀県在住の子どもたち33名が、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」を、歌とダンス
を交え演じます。ほんとうの幸せを探しに行くために、幻想的な銀河の星々をめぐる壮大な旅の物語。
子どもたちと気持ちをひとつにして、日々稽古に打ち込んでいます。
一回きりの貴重な上演ですので、ぜひご来場ください。
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令和2年度滋賀県次世代育成ユースシアター事業
ミュージカル「銀河鉄道の夜」
(原作:宮沢賢治「銀河鉄道の夜」)

◆日時:12月20日(日)14:00開演

◆会場:滋賀県立文化産業交流会館(米原市)

◆ストーリー:
星祭りの夜。漁から戻らない父のことで周りから疎外され、孤独を噛みしめるジョバンニは、
突如目の前に現れた銀河鉄道に乗り込み、親友のカンパネルラと共に銀河巡りの旅を楽しむ。
そして、その旅で出会う様々な人の中に次々と生きる意味を発見して行く。
きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。
どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。

◆公式サイト:
https://s-bunsan.jp/event/15220.html

主催:滋賀県立文化産業交流会館
助成:一般財団法人地域創造、公益財団法人平和堂財団
後援:滋賀県教育委員会、彦根市教育委員会、長浜市教育委員会、米原市教育委員会
お問合せ先:
文化産業交流会館 TEL 0749-52-5111 / FAX 0749-52-5119

《終了御礼》「風景によせて2020」

ソノノチ『風景によせて2020』(「HARAIZUMI ART DAYS!2020 ~不完全性~」にて上演)
おかげさまを持ちまして、上演を終了しました。パフォーマーと数百mも離れた地点から鑑賞していただく今回の作品は、私たちが原泉の土地で滞在制作する中で感じた「目には見えないけれどそこに確かに感じる、あまたの時間と生命」を表現するとともに、観る人それぞれの心の中に、様々な物語を結ぶものになったと思います。「風景」はそこに存在するのではなく、人の視点で切り取り、知覚することで、初めてそこに成立します。鑑賞者自身のフレームで見ることで、そこに風景が立ち上がるのです。広大な田園風景と民家が広がる集落の中を舞台にした、“風景画”ならぬ“風景演劇” を観る体験は、観劇でもあり絵画鑑賞のようでもあったのではないでしょうか。この作品の創作プロセスにあたっては、コロナ禍も重なり様々な不安を感じていました。ただ、原泉という場所に滞在し、今回上演した場所で風景を眺めていると、不思議なことに自然と「ひとりじゃない」という感じがしたものです。今回の作品は、土地のパワーや人のエネルギーに支えられてできていったものとも言えます。
ご覧頂いた皆さま、気にかけて頂いた皆さま、この場所での上演を受け入れて下さった地域の皆さま、そして原泉アートプロジェクトに関わる、全ての皆さまに感謝します。

時間や季節とともに、変わりゆく風景を題材にしたソノノチの代表作が、ここに生まれました。

(撮影:脇田友)

今回のソノノチの上演プロジェクトでは今後、クリエイションの過程を含めた映像・テキストアーカイブを作成し、発表する予定です。
ソノノチは次につづきます。

【ソノノチ上演プロジェクト】「風景によせて2020-2021」第2弾情報

11/14(土)、11/15(日)と静岡県掛川市のアートイベント「原泉アートデイズ!2020〜不完全性〜」にて上演するソノノチのパフォーマンス『風景によせて2020』について、改めて製作の背景やプロセスをいくつかまとめました。

★上演の情報はこちらから★


(撮影:脇田友)



◆概要

今作は、ソノノチにとって初となる野外でのパフォーマンス作品となります。
近年の滞在制作や各地でのリサーチを通して取り組んで来た、空間と時間へのアプローチ。その末にたどり着いたのが、遠景を眺めるように見ることのできる舞台作品「風景の演劇シリーズ」です。

鑑賞者にそっと寄り添いながら、「私たちの心に、今広がる風景とは」を問う今作。
強い刺激は無くとも感性をゆさぶるソノノチの新たな挑戦にご期待ください。

 

◆「風景によせて2020」上演の3つのポイント

 —-
 ①観客との距離は、最大400m!
 圧倒的な“フィジカルディスタンス”で上演する野外パフォーマンス
 ②風景を切り取る
 ③滞在制作で創作。現代アート展で上演
 —-

観客との距離は、最大400m!
圧倒的な“フィジカルディスタンス”で上演する野外パフォーマンス
今作は集落の風景全体を舞台にした作品で、観客は集落を一望できる茶畑付近から作品を眺めます。
集落の中に溶け込むパフォーマーと観客との距離は、直線距離で最大400m。舞台最前方でも約120mは離れています。物理的に身体的距離“フィジカルディスタンス” の取れたソーシャルディスタンス演劇です。


(上演会場、静岡県掛川市 萩間の集落)


風景を切り取る
本作は、集落一帯を舞台にしているため、鑑賞者は全景を捉えることや俳優を見つけ出すことさえも容易ではありません。何も起こっていないように見えるけれども、何かが起こり続けている。その中で鑑賞者は、風景の切り取り方を自ら選ぶことができます。観客が主体的に、観る視点や時間の過ごし方、どれくらいの時間をここで過ごすかなどを選択でき、風景を切り取るフレームの存在に、ひいては自身のものの見方や価値観に気づくようなきっかけにすらなるかもしれません。

この「切り取る面白さ」を感じてもらうため、今回はSNS連動企画として『ふとフォト』という取り組みをしています。

ふとフォト特設ページ:https://landscape-theatre2020-2021.jimdofree.com
紹介文:フォトフレーム越しに写真を撮って、写真にハッシュタグ[#ふとフォト]をつけてSNSでシェアするだけ。ふと足を止めて、あなただけのフレームで切り取った風景を共有してください。



 
  
(ふとフォトで撮影された写真)

 

滞在制作で創作。現代アート展で上演
自然も人もゆるやかに開かれており、コロナ禍のソーシャルディスタンスを保ちつつ来訪者を温かく受け入れてくれるこの場所で、空き家に滞在しながら、現地での作品創作を行いました。制作した作品は、現代アート展「HARAIZUMI ART DAYS! 2020 〜不完全性〜」(主催:原泉アートプロジェクト)にて、上演します。このイベントでは、国内外様々なジャンルの現代アーティストたちが、原泉でのアーティスト・イン・レジデンスを通して制作した作品の数々を、期間中、地域のいろんな場所で展示・上演をします。

ソノノチの上演するパフォーマンス『風景によせて2020』は、4シーン構成の作品を、15分×4回に分けて上演するため、各開演時間で上演内容も異なります。なるべくひとつの作品に滞留する時間を短くすることで鑑賞者が様々なアーティストの作品を見て回るための時間を設けています。今回のパフォーマンスの舞台ともなっている展示エリア全体を見て回ることで、パフォーマンスで見える景色が変わる作品でもあるからです。

 

◆作品によせて(コメント)

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建物、乗り物、自然。ここで生活する人、訪れた人。

開けっぱなしの窓、ゆらめく洗濯物、屋根の上の猫。

ススキがゆるゆると風に揺れているところ。

山々にうつる雲の影が、いつのまにか動いていくところ。

鳥の群れが、毎日決まった時間に飛び立つところ。

そのほか、目には見えないけどそこに確かに感じる数多のもの。

あなただけのフレームを手に。

風景によせて。

(※「風景パンフレットより転載)

—-

 

「世界の9割は目に見えない」という言葉がとても好きです。
昨年、初めてこの場所を訪れたとき、なにやら見えないものがたくさん身体を通っていったような感覚が忘れられず、ここで作品をつくろうと決めました。
茶畑をはじめとした広大な田園風景と民家が広がるパノラマの中に俳優が入ることによって、あちらこちらにきっと宿っていて、まばたきの一瞬の間にも見えたり見えなかったりするようなものをすくい取れないか、という試みです。
それ自体はとてもささやかなものですが、とても大切なものかもしれません。ぜひこの試みに立ち会っていただけますと幸いです。

(※演出コメント)

 


↓上演の情報は以下よりご覧ください。

【ソノノチ上演プロジェクト】「風景によせて2020-2021」第1弾情報

 

【外部出演情報(中谷)】ミモザ演劇プロジェクト

ミモザプロジェクトの朗読劇『ミモザの季節』に中谷和代が出演・またアドバイザーとして参加します。

こちらは、国立女性教育会館 令和2年度「男女共同参画推進フォーラム」ワークショップ内のビデオ放映パートで上演されます。
お申込み無料で、録画は9月26日まで観ることができます。

ミモザプロジェクトは、フランスのトリニダード・ガルシアさんの「シモーヌの時代」という作品の日本版を製作・日本で上演しようというプロジェクトです。タイトルにもあるシモーヌ・ヴェイユは、人工妊娠中絶の合法化など、政治の側面を通して女性の解放の道を切り開いてこられたフランスの政治家です。

申し込みは、Peatix上より、参加チケットをお申込みください


女性と男性、家族や結婚・妊娠出産、社会進出など・・・。
私自身も、これまで女性としてなんとなく不自由な心地や、違和感を感じることは少なくありませんでした。(ましてや以前は、「あれ?なんでだろう?」と感じることすらできなかったのです。)

社会的な背景を知り、他の人の言葉を聞くことで問題が客観視でき、いくつかのモヤモヤの正体はこれだったのか!と気づけるために、知る機会、気づく機会が必要なのだと思いました。

また日本で、この違和感について取り上げ話したり、声を上げたりすることは、まだまだタブーな側面があるのを感じています。自分にはわからない(知らない)と言ったりすることもそうでしょう。みんなにとってもっと身近で、当たり前のこととして聞くことができたり、考えたり、議論できるような世の中になっていくことを願っています。

今回脚本を書かれているトリニダードさんは、ご自身の作中で「一人一人がありのままのあなたで十分素晴らしい」ということを強く述べておられ、日本の状況を一緒に考えることができたらと思い、今回このプロジェクトに参加しました。
オンラインで稽古しているのですが、フランス語と英語と日本語の3ヶ国語でコミュニケーションをとります。文化もコンテクストも異なるメンバーでひとつの作品を目指す旅は、とても刺激的な体験です。
アーカイブの録画でも9月26日まで観れますので、
ご興味ありましたらぜひご覧ください。
(中谷和代)


国立女性教育会館 令和 2 年度「男女共同参画推進フォーラム」ワークショップ
演劇を通して、楽しく男女共同参画社会を可視化する
ミモザプロジェクト

*2020年度赤松良子ジェンダー平等基金(主催国際女性の地位協会)交付事業
*京都市文化芸術活動緊急奨励金採択事業
*フランス大使館後援事業

①開催形式
ライブ配信:令和2年8月28日(金)18:00~19:15
録画配信:令和2年8月29日(土)-9月26日(土)
・参加費:無料
・定員:400 名( 一般・学生各 200 名)

②ワークショップについて
このワークショップで日本版の一部を朗読初公開いたします。舞台は現代です。
後半のZoomウェビナーではフランスのトリニダード・ガルシアとオンラインでつなぎ日本版脚本についてお話しをお伺いします。
当日参加者のみなさんからの質問もいただき、対話を試みます。
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第1部 ビデオ放映
ミモザプロジェクト紹介・メッセージビデオ

第2部 ビデオ放映
ミモザプロジェクト新作演劇
朗読タイトル:『ミモザの季節』
出演者:中谷和代、黒木陽子、カルドネル・ルウ、トリニダード・ガルシア

第3部 フランスと繋いだ zoomウェビナー 質疑応答含む
登壇者:トリニダード・ガルシア(脚本家)
    レベッカ・ジェニスン(アドバイザー)
    リボアルなみの(制作者・モデレータ)
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主催:ミモザプロジェクト実行委員会 日仏劇文化交流による女性の人権架け橋プロジェクト
後援: フランス大使館
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【外部協力情報(中谷)】/MONO「はなにら」

中谷が制作メンバーとして参加しています!

MONOさんは、結成30周年。
ソノノチのメンバーが生まれてまもなくの頃から、劇団で作品を上演し続けておられます。
今回の「はなにら」という作品は、20年前の天変地異によって家族を失った人々が、寄り添って家族となって暮らす家で、新たな旅立ちの日が来たことを受けて巻き起こるヒューマンコメディです。
「人が一緒にいるってどういうこと?」というテーマを、疑似家族を舞台に描き出します。
どうぞご期待ください。


MONO「はなにら」

<ものがたり>
20年前の天変地異により、親や子供を失った人たち。
他人であったはずの彼らは寄り添うように家族になった。
たくさんのお父さん。顔もバラバラな娘たち。
拒絶、喧嘩、涙、そして笑顔を何百回も繰り返し、
今、旅立ちの時は来たようだ。
ところでMONOは結成30年。今回は疑似家族の物語です。
一緒にいるとはどういうことか? 別れとはいったいなんなのか?


作・演出:土田英生
出演:水沼 健 奥村泰彦 尾方宣久 金替康博 土田英生
石丸奈菜美 高橋明日香 立川 茜 渡辺啓太


◆東京公演
2019年3月2日(土)⇒ 3月10日(日)
@吉祥寺シアター

◆豊橋公演
2019年3月16日(土)⇒ 3月17日(日)
@稲の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース

◆京都公演
2019年3月23日(土)⇒3月27日(水)
@ロームシアター京都 ノースホール

◆広島公演
2019年3月30日(土)⇒ 3月31日(日)
@広島JMSアステールプラザ

▽詳細はこちら
MONO 公式サイト:https://www.c-mono.com/stage.html

 

【客演情報】笑の内閣「名誉男性鈴子」に中谷が出演します

次回、笑の内閣さんの公演に、代表の中谷和代が客演させて頂きます。
9月に札幌、10月に東京、11月に京都の3都市ツアーです。

近年は脚本と演出ばかりしており、ほとんど役者として舞台に立っているイメージのない中谷ですが、こんな一面もあるのかと改めて知って頂ける機会になるのではないかと思います。
みなさまのご来場、心よりお待ちしております!

第25次 笑の内閣『名誉男性鈴子』
作・演出:高間響

◎ストーリー
平成の大合併で誕生した南アンタレス市初の女性市議会議員、黄川田鈴子は女性の社会進出の象徴として活躍していた実績をかわれ、引退する市長の後継指名を受け市長選へ出馬していた。しかし、鈴子は女性の社会進出の象徴といいながら、実際はきわめて男尊女卑的な言動を繰り返す、まさに「名誉男性」だった。
笑の内閣がお届けする札幌・東京・京都の3都市ツアーは、アパルトヘイト時代の南アフリカの名誉白人のごとく、男社会で男以上に女性差別を繰り返す名誉男性を笑う、ジェンダーフリーコメディー!

■出演
中谷和代(ソノノチ)
熊谷みずほ
土肥希理子
松田裕一郎【娘編】
石原正一(石原正一ショー)【息子編】
諸江翔大朗(ARCHIVES PAY)
髭だるマン(爆劇戦線⚡和田謙二)
しゃくなげ謙治郎(爆劇戦線⚡和田謙二)
延命聡子(中野劇団)【娘編】
丹下真寿美【息子編】
池川タカキヨ(ピルドレン)
横山優花(劇団立命芸術劇場)【娘編】
神田真直(劇団なかゆび)【息子編】

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◎日時と会場
1)札幌公演
2017年9月23日(土)~24日(日)
@扇谷記念スタジオ シアターZOO
公演詳細はこちら

2)東京公演
2017年10月12日(木)~16日(月
@こまばアゴラ劇場
公演詳細はこちら

3)京都公演
2017年11月9日(木)~14日(火)
@KAIKA
公演詳細はこちら

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◎チケットのご予約はこちらから(中谷扱い分)
【札幌公演】チケットフォーム

【東京公演】チケットフォーム

【京都公演】チケットフォーム

【終了しました】「伊吹の森 動物の謝肉祭」レポート

4月22日(土)、滋賀県米原市のルッチプラザホールにて催された「伊吹の森 動物の謝肉祭」が無事終了しました。
遠方よりお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

今回ソノノチは、フランスの作曲家、サン=サーンスが50歳で作曲した「動物の謝肉祭」の演奏にあわせてパフォーマンスをしました。それはサン=サーンス自身の、少年時代の物語です。

サン=サーンス少年は、時には恐ろしかったり、不安な気持ちになりながらも、初恋の少女マリを追いかけて、不思議な夢の世界を旅します。
ライオン、めんどり、らば、象、魚、カンガルー等、そこには沢山の動物たちの風景が出てきます。

小さい赤ちゃんも参加できる親子向けコンサートだったので、客席で演奏をしたり、役者さんと一緒に生き物になりきってみるシーンがあったりと、観客が一緒に参加できるシーンもつくりました。

今回ご一緒させて頂いたお二人、打楽器・マリンバ奏者の宮本妥子さんと後藤ゆり子さん。お二人の演奏は、本当に心が震えるように素晴らしいものでした。マリンバ1台で、時には包み込まれるように優しい、時には訴えかけるように力強い、いくつもの魅力的な音色を表現されており、聴いているだけでどんどんと世界に引き込まれていきます。
お二人とお話させて頂いて一番印象的だったのが、「打楽器は”魂”を一番表現できる楽器だ」と仰っていたこと。お二人は文字通り魂を込めて、そしてまさにこのコンサートでも、自分とパートナーの魂の音を感じ合いながら、演奏をされているのだと感じました。

また、今回は音楽と一緒にパフォーマンスをするにあたり、パントマイムの要素を沢山取り入れました。身体の動きだけで様々な動物やシーンを表現したり、上の写真のように布を小鳥に見立てたりと、シンプルな中にも見せ方の工夫を詰め込んでいます。「お客さんにとってどう見えるか」を一番大切に稽古を進めてきた部分です。こういった演出においては、今回の客演さん方に本当に沢山助けて頂きました。

 

その物語世界を見事に表現したチラシ。今回の企画の構想段階から、佐川綾野さんの切り絵の幻想的で愛らしく、美しい世界観には沢山のインスピレーションをいただきました。お客様からの評判も、とってもよかったようです!

今回、素晴らしい機会にご一緒させて頂いた宮本さん、後藤さん。
お招き頂いたびわ湖芸術文化財団の皆様。
その他出演者・関係者の皆様。本当にありがとうございました!

ソノノチは、次へつづきます。

 

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ラ・フォル・ジュルネびわ湖2017プレイベント びわ湖・北の音楽祭 関連事業
「伊吹の森 動物の謝肉祭」

[日程]
2017年4月22日(土)11:00開演(キッズプログラム)

[会場]
ルッチプラザ ベルホール310(滋賀県米原市長岡1050-1)

[出演]
宮本妥子(打楽器・マリンバ)
後藤ゆり子(打楽器・マリンバ)

藤原美保(ソノノチ)
仲谷萌(ニットキャップシアター)
豊島勇士
黒木夏海
芦谷康介
浜崎 聡

[演出]
中谷和代(ソノノチ)

[カンパニースタッフ]
外谷美沙子
渡邉裕史

[スペシャルサンクス]
佐川綾野
柴田惇朗
劇団しようよ

主催:公益財団法人滋賀県文化振興事業団 米原市・ルッチプラザ